今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

面影

何をあんなに 欲しがっていたのだろう 言うほど何も 失ってもいなかったのに @gaku konishi

階段

言葉のうらはらは 僕の中での 優しさのうらはら きみがそう言ってくれるだけで 僕は救われた 滴が落ちるように 離れられた @gaku konishi

いろみどり

憧れは 時に鋭く線を引く あなたと 私の間に越えられないような 線をひくのよ @gaku konishi

水風船

どんなに言葉を 尽くしても伝わらない 幸せのかたち @gaku konishi

朝が来ない

中途半端な 季節の終わり どうして僕は 季節というものに いつも置いてきぼりで 半周遅れの365 今日の向こう側に きみがいるはず @gaku konishi

ノア

発信し続ける あの星と同じよう いつか誰かの目に留まり 埋もれたままの言葉もきっと その手に届くと信じているんだ 幼な心のきみよ @gaku konishi

ひるがえす

思う以上の喜び 自分に置き換えて 気がつけば夜明け いつまでも 続くわけもないのに 思いの丈は ほうき星に似て @gaku konishi

呼び込む

時は 思うほど 止まらずに けれど 進まない 思い出とは 手放した 時なのだろうか @gaku konishi

写実

あなたの言葉は なにか、欠片のようで 拾い集めたくなるという きみこそが ずっと詩的な世界にいる @gaku konishi

石の名前

これが嫉妬というものか ただの羨望とは違うのか 自分のできなかったこと 自分が持っていないもの きみがとても嬉しそうで きみの笑がおが遠いこと 心が半分影に隠れている @gaku konishi

ドーム

ほかの人と 同じような後悔も たくさんある 何もかも特別で 何もかも違うのは きみへの想いだけ @gaku konishi

きみがいて

自分でもわからない 思いの衝動を 運命の一部なのだろう 感じたくなる 運命というもの @gaku konishi

つゆくさ

きっと僕は 答えを持って 歩いていても 違うことをする 答えのでている未来も 過去というのでは ないのだろうか @gaku konishi

アーク

僕はきみとの アウトラインをもっと 感じたかった きみをもっと感じたい 一体感よりも きみの存在そのものを @gaku konishi

僕はいつだって きみに間に合いたい いつも、どこでも 何にでも おかしいくらいに @gaku konishi

アン

溶けていくのは わだかまりではなく 懺悔のようなもの なくなりはしないけれど 棘は抜けたかもしれない @gaku konishi

集うとき

いまにも 飛んで行ってしまいそうだ あの決心も この恋も @gaku konishi

ピース

きみはまだ 眠りたくないようで まるで眠りまでも きみの自由を 狭めるものか言いようだ @gaku konishi

引き出し

忘れかけていた 優しさを 思い出すために聞く きみの唄 そのまま自分も 取り戻していく 月の満ち欠け @gaku konishi

離れていても

強すぎる思いは 時にきみを傷つけると わかっていても 強くなる思いの真意は 本当は自分自身に 向けられているのかと 気がついた @gaku konishi

足りないくらいがいい

きみは 好きなものが 変わらない 歌い方も 選ぶアレンジも それらがきみを好きになる もう、そんな日 @gaku konishi

小町

夜の小さな海の 隅っこで 波の音を聞いてみた ざぶーん、なんて音はなく ずっと揺れる小さな音が していた 僕の体の中にある何かと 同じなのだと 感じた @gaku konishi

からくり

どれだけ頑張っても 自分でゴールを決めない限り 終わらない 限界を作るのとは 少し違う と、思っている @gaku konishi

タイトル

それはもう だいたいが駆け足で 自分の影も 置いてきぼり そんなきみの あとをゆっくりと 歩くのが 僕のもう一つの役目 @gaku konishi

滴に変わる

僕にわかるのは 今日のことだけで 今を今として きみの時間と真正面から 向き合うことだけ @gaku konishi

今日の種

ここから先は 良くも悪くも僕の心を 揺さぶりすぎる 好きも嫌いも僕のバランスを 崩してくるものばかり @gaku konishi

香りが残すもの

ぽっかり 向こう側が見えるほど 穴が開いた心の前で うなだれる いつか塞がって 見えなくなる向こう側を 忘れないように 忘れないように @gaku konishi

セブン

幸せとつらさは 一重の違い 同じ刺激の傾き加減 同じコップの中の 同じ水 @gaku konishi

氷菓子

インクの色は いつも同じ 最初からずっと同じ ペン先に絡むような 引っかかりが 特徴で 書いているという実感が 生まれる まるで呼吸の跡のよう @gaku konishi

透き通る

声を忘れそうなほど 離れていたのか 僕の記憶は 懸命に、それは懸命に きみの声を作っていた しがみつく僕に 応えてくれていた @gaku konishi

とわ

好きな色に きみの思い出 混ぜても浮きあがる 特別な思い出 @gaku konishi

新種

忘れていたものを 取り戻した気分だった 目が覚めて 明日になっても 立ち向かう @gaku konishi

メモリ

少しずつ大きくなる きみの存在が、本当に怖かった 関係なく揺れてしまう この心すら 自分の思うとおりに できなくなる気がして きみを傷つけることなんて 考えてなかった @gaku konishi

まぎれても

そろそろ 吹き荒れるものも 降りやまぬものも 終わりを迎える 今度は 眩しくて 目をつむりたくなるかも しれない @gaku konishi

フレーズ

満ち溢れんばかり 受け取っていたのに こぼしていたのは 僕自身 @gaku konishi

中身

迷っていたのは、僕 たどり着くまで 黙っていたけれど 気まぐれなんかじゃないよ 自信がなくて 迷ってた @gaku konishi

360度

刻み続ける リズムと明日 飛ぶのは自由だ 流れていくのは、きみ 目を閉じて 映り込む 光の中には きみ @gaku konishi

よろこびのうた

いつだって、そう 僕が先にきみを見つけてしまう これまでも ずっと、そうだった きっとそれは 僕の生きる先に ずっと、きみがいるということ そう 思うんだ @gaku konishi

色違い

迷ったまま それでも進み続けて 後悔は在り続けたけれど 先に進める喜びが まだ勝る @gaku konishi

なぞる

忘れたままで 引っ込み思案なきみが 思い切って 飛び込んできてくれた だから、忘れないよ 諦めかけていた僕の前に 現れた、きみの笑がお @gaku konishi

光のみ

自分でも 本当に驚くほど 素直にうなずいた きみといて 幸せだ @gaku konishi

風向き

遅いか早いか 別として やるか、やらないか 決められないと 太陽を 追いかけられない @gaku konishi

見える場所

探しているふりをして 見放してほしくて 目が痛くなるほど 涙を堪えていた 僕は きみに 何ができたというのか @gaku konishi

怖れず

今日ぐらい もう何もせず 眠ってほしい きみの手にはいつも 溢れてしまいそうなのに 新しく積もっていく 雪でもないのに きれいに見える きみの、手の中 @gaku konishi

包む

紙の片隅に きみを描くうち なんだか そっちに集中して 駄目になる原稿 出して伝わるなら いいのだけれどね @gaku konishi

とにかく

まだ会えない日を 数えてしまう この癖を はやく直したい でないともっと 会えない ループ @gaku konishi

ページ

理由さえあれば 続けられた そんなのは嘘だ 欲求という理由が あっただろう そんな風に 最後の最後まで 自分を責めるきみに 僕は何かを残したい @gaku konishi

新しくもない

何もかも 忘れるなんて無理なのに すべてを 覚えているわけでもない 曖昧なまま 真実とも言い切れない 甘い思い出 @gaku konishi

辛夷

季節の通り 時は過ぎては いつもの花が咲くけれど あの日と同じ 花が咲いているとは どうしても思えない @gaku konishi

潤う

遠回りして 誰かの言葉が やっと 自分の言葉になったとき 本当の道が 拓けた気がした この時を、待っていた @gaku konishi