今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

散文

追い風

それは約束なんかじゃなく ただのわがままに きみが付き合ってくれていただけ 今度は僕の番 さぁ、好きなだけ @gaku konishi

未来形

ずっと幸福なわけではなく 時に差してくる影が 蜜になるように思えて 僕は思わず口をつぐんでしまう もう誰のためかなんて わからない @gaku konishi

ざくろ

僕が選ぶ世界は いつも青白い 雨の日も雪の日も あの朝陽にも 靄がかかっている それを美しい世界だと 微笑んだくれた きみの横顔 @gaku konishi

訪れ

やっとこの声が聞こえる手のひらに当たるぬくもりが違う形になって僕の一部になるんだ@gaku konishi

アイリス

色をまばらに敷きつめてホントの好きを隠してた極彩色の隙間に僕の本当を見つけて欲しい@gaku konishi

汐のみち

初めてゼロが生まれた日それでも明日にいちが来るかはわからないいちは夢だよ次の世界への目印@gaku konishi

部屋の明かり

溢れてずっと流れてる音楽のように水のようにそれはきみにそれは、こころいつか言葉になるもの@gaku konishi

ソラシド

遅すぎることもなくでも早すぎることもなかったきみとの出会いそれが今でも何よりの自信に繋がっている@gaku konishi

はだ色

きみの記憶に残りたいなんていうのがそもそもの間違いで忘れてくれていい思い出さなくていい重荷は、いやだ@gaku konishi

先頭

どこにでもある出口も答えも開けないだけ@gaku konishi

ピーチ

大それた理由なんてないのだけどただ、きみが大事だというのがずっと心の中心にあるだけ@gaku konishi

そばには

まだ行ったこともない国の エメラルドの海と空が 僕のモノクロになりがちな視界で 強く光っている 僕のための海 みんなのための白い雲 きみに向けるエメラルド @gaku konishi

はずむ

どこにいようと何をしようと変わらないなそう言って笑ってほしかったきっとそれが僕にとっての最高の褒め言葉だった@gaku konishi

ミント

何もないまま一粒が落ちて行く先に明日にいくね、と僕はきみにしかきけない明日の行き先そこはいいところかな@gaku konishi

巻く風

いつだって手探りで後悔とせめぎ合っている 正解のない、旅路@gaku konishi

ヒロイン

ほしい答えはいつも目をそらした先に僕だけではないはずだ@gaku konishi

クリア

明日があるから、と珍しく期待を残したいつ以来だろう今日しかないと終わらせてきた毎日で明日を信じたのは@gaku konishi

すみれ

音にあるのは記憶と色と香り別段、変わったものがない代わりに僕の背中に刺さったまますみれ@gaku konishi

羅列

立ち止まると不安になる正解不正解で決めたくはないんだ足りない何かが勇気ではないことを祈る@gaku konishi

ものさし

風向きを無視して行きたい方向へいくいまにきっと風があとを追ってくる@gaku konishi

不忍

いまさら、きみに真実も現実もないね夢でなければいいのだから@gaku konishi

風打ち

決めたことが出来なかったそれなら、決めていなかったのだ決めたかっただけ嘘がうまくて聞いたフリもうまいそれが、自分というもの@gaku konishi

好きじゃない

沈むだから、浮かぶ太陽も月も @gaku konishi

ジャーニー

鞄いっぱいの希望こんにちわ、世界今日も佳き日になりますように眠りまで、あと少しきみにバトンタッチ@gaku konishi

円形

どこもかしこも余白もなくきみだらけきみだけだ@gaku konishi

数寄屋

花の後ろの透明 透けて見える流れ雲は掴まない糸は消えない急げ、自分季節は、まぼろし@gaku konishi

ラピス

痛みは何の証しだという恋とか生きるとかただ思うのは痛みは自分の確認ここの、これという発信機のようなもの@gaku konishi

香る

もう明日を待たない昨日だって、もう来ないいつも、今しかなくて結局、そこにしか行けない@gaku konishi

うずまき

言葉は塗りかえられてまた知らぬ間に誰かを助け誰かを傷つける始まりはそう、自分のためだった@gaku konishi

めぐみ

坂を登って今度は階段を昇る細く古いアスファルトの行き止まり思い出の地とはそんなところ@gaku konishi