今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

散文

モーメント

空の見えるところ きみと繋がれるところ 思いを馳せられるところ まだ僕は この地上の真上 @gaku konishi

風の日

明けないまま 沈まないまま 輝き続け、燃え続ける きみの中の太陽 僕の太陽 @gaku konishi

アカネ

足跡を気にして 歩いてきたわけじゃない どこにでも行こうと 決めて 歩いてきただけ きみに近付きたくて でもそれ以上に もっと 自分を信じたかった @gaku konishi

フクロウ

淋しいだけなら まだ、いい 苦しいだけなら まだいい いとおしいのは どうしていいか、わからない @gaku konishi

鐘の音

あなたは私が どれだけ幸せに 笑っているか 眠っているか 思いもしないの 毎日どこかで降る 雨のように あなたはどこにいても 私を幸せにするの @gaku konishi

海の中を飛ぶように

本当は 囚われの身 自由という存在 思い出という扉 理想に似た明日 どれもこれも @gaku konishi

クルミ

眠りの浅い日は 決まって見る夢がある 音のない 知らない町の中で 一生懸命だ そう、一生懸命 きみを探してる @gaku konishi

どこまで

大好きだった物語には いつも魔法の歌があった気がする 何でも出来るような 涙を押しだしてくれるような 理由も聞かず 側にいてくれる @gaku konishi

かき氷

後悔は時に原動力 誰も責めはしなくても 自分ではわかっている あれこれ 区切りはここで そこから先は まだ見ぬ未来 @gaku konishi

セロ

きみが思う以上に 満たされている 知らないのは、そう きみだけ うたうのことの歓び きみは遠く 僕はまた目を閉じる @gaku konishi

目を閉じた

僕は知っている もう一度なんて、 もうないこと だから何度でも 新しく 何度でも きみが望むだけ 僕だけが望むだけ @gaku konishi

ツバメ

僕だけが 覚えていても 幻になってしまう 空想でも妄想でもない 思い出は 誰かと分かち合うと 立体化する @gaku konishi

日傘

言葉の数だけ作家がいて 料理の数だけ料理人がいる と、いうこと それでも飽きもせず 毎日を、毎日 @gaku konishi

夢の国

僕には届かない それでもよかった あまりに違うのだから あまりに遠いのだから 諦めの針は それでも、とても 痛い @gaku konishi

見えないこと

迷っていも 選んでいないわけじゃない 迷うことを しているじゃないか 次の一歩のために @gaku konishi

遊覧船

毎日とは どこを区切って きみに伝えようと 考えること 言葉いつも こう見えて後から @gaku konishi

誰が為に

一粒飲み込んだ きっと 悔しさも 哀しさも 丸のみした まだ きみに出会えていない @gaku konishi

ペン先

ふいに、口をつくんだ 僕ではなかったこと 悔むセリフ また飲み込んで 空に空気をはく @gaku konishi

水しぶき

きみの新しい世界 聞くだけで嬉しいのに どこか、ねたましく でもきっと 僕がいたら新しい世界では ないんだ 不思議なアンバランスさが 切なさを積んでいく @gaku konishi

消えても

誰が最初に見つけたのだろう いつまでも どこまでもついてくる 気がつけば 足元から伸びる影 それとも 影が僕を 見つけたのか @gaku konishi

不器用なかたち

些細なことだという 小さなことだという でも、何より大事なんだ 今日も明日の境もなく きみがそこで笑うことに 時が意味を持つ @gaku konishi

待ち焦がれ

真夜中でも 揺れる新緑は 魅力的に光っている 月明かりでも街灯でも 美しく きみの唄を聴いている @gaku konishi

瞬間

知らないことが 多すぎて 僕はいつも乗り遅れ それでも惹かれて 知っても惹かれて タチが悪い @gaku konishi

ずっと、ずっと

どうして 朝日と夕日の太陽の区別がつくのに どうして きみの涙と笑がおが わからなくて 笑がおの裏にあった涙を どうして @gaku konishi

感じていたい

ただ前に進む 本当は過去も未来も そこには無くて この手には 今しか乗っていない きみと同じ @gaku konishi

珠玉

思いこみであろう それもまた 恋というのだろう @gaku konishi

色見本

遠すぎた気がした でもやらなきゃ もっと届かない気がした 僕らの笑い声は きみの笑がおに 届くといいな @gaku konishi

ワルツ

自分が 何でできているかなんて わからないけど 今は きみに会いたいという 心臓がうるさい @gaku konishi

線路沿い

思えば今日の一日で 何度きみを思い 巡らせたのか 乗り越えようと くいしばろうと ほがらかだろうと なんであろうと その瞬間だけは 無重力に幸せなんだ @gaku konishi

スクリュー

大事なものを ひとつずつ 繋げるように重ねるように 気がつけば きみの形になっている @gaku konishi

世紀

今日、先に僕が見つけても きみはまだ知らない未来の今日のまま それでもいい 一人で歩ける僕には 月が味方 @gaku konishi

マイン

そう、わかってる このまま信じ切って 求めればいいということ でも、踏み込めなくて 指からもれる 愛の夢 @gaku konishi

あいまい

誰かの夢が叶う世界は 誰かの夢が破れる世界なのか 叶ったものが 形になっている世界では ないのか @gaku konishi

きっかけ

気持ちを認めた 頭の中の空想と妄想の境 どれも楽しくて 仕方がない 勝手と理想の代物だけど あなたがいてくれて 私の毎日は終わることができる @gaku konishi

プラスマイナス

ほらね 自分を信じず行くと 冷たい風が 吹き抜ける 勝手に駆け上がって 勝手に落ちる きみともっと 自然に笑いたい @gaku konishi

きみがあまりに 大好きで 目が陽炎を追ってしまう 揺れているのか 歪んでいるのか @gaku konishi

かすみ

数に例えても 限りなく 言葉にしても 延々と 思いとは 無遠慮に続くのだ @gaku konishi

煉瓦

幸せなのが 悪いというのは 随分な言い訳 ただ、羨ましかっただけだろう @gaku konishi

コロラド

きみの声は 優しいだけじゃない ゆるく弧をえがく口元から こぼれる声も ひとを 僕を 幸せにする @gaku konishi

声に出せば

どうして こんな暗闇にいても 暖かく光を放つ きみだとすぐわかる みつめる瞳の優しさが 羨ましくて 仕方がない @gaku konishi

心機

全てが中途半端なままで 足が止まったよ 今にも動きそうなのに 何も動かせそうにない そう、今は きみに届けるためだけに 息をしている @gaku konishi

昔も今も

誰かを見送るのは 淋しい 誰かに見送られるのは 僕はもっと 淋しい なぜだかは まだわからない @gaku konishi

風に揺れる

自分で思う以上の 弱かった決心 忘れない 振り返るきみを 追いかける長い髪 逆光で見えない笑顔 忘れるなんて 決心にもならない @gaku konishi

あなたの夢

月が綺麗だと 気がついて 見あげるたびに 思いだす 馳せたぶんだけ 遠くなる あの恋を @gaku konishi

味わいたい

何かが違うと わかっていながら 歩を止められない それはきみが言う通り 小さな不幸の始まり 戻っておいで 今なら、半歩ですむところ @gaku konishi

紺碧

夜なかに 力をためこんで 誰にも見られず 葉を開く 触れてもいいかと 訊ねてしまう @gaku konishi

メゾン

思い出は 眠らないから ずっと頭の中で 繰り返される 幸せも不幸せも 同じ回数 繰り返される @gaku konishi

コースター

新しいことは 足りないものを補うのか それとも 今あるものを 揺り動かすものなのか @gaku konishi

春に咲くとか

走り切って それでも心が追いつかない 僕はどこに 置いてきたのか @gaku konishi

カーテン

何枚かを重ねて 色を強めて 儚さを薄めていく 強さはいつも そばにある きみを傷つけない @gaku konishi