今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

歌うたい

 

あの空の向こう

この海のかなた

手の届かない

距離も測れない

そんなところじゃなきゃ

僕はきみを探しにいってしまう

やみくもに

あてどなく

すりきれそうになった

きみの笑がおだけに頼りに

だから

僕は燈台のように

きみから見えるように

明かりを灯したままで

朝焼け夕焼け

新月

もう何度目か巡って咲いた

きみの残した花を照らしてる

思い出しても

忘れてもいいように

 

 

@gaku konishi