好きな街と
心にある街があって
どちらも不思議と同じ雰囲気な気がしている
好きな街
今、暮らしている街
自分が自分らしくあって
時間も早いけど
自分の何かが欠けていかない
心にある街
小さい頃の自分が残っている町
目に見える小さな世界が
全てだった
でも何の疑いもなく、心にある町
坂の多い、夕日のきれいな、丘のつく町
走り回って
小さな花を摘んで
傘で空を飛べると思っていた
裏庭に宝物を隠して
枯れ葉と落ち葉に飛び込んだ
小さな駅のホームには壁についた木のベンチ
遠くに見える丘の上の教会の十字架
そんな町には
今でも理由をつけては訪れる
気がつけば
坂の勾配がきつくなくなっていて
自分がずいぶん大人になったのだと
思い知る
写真だと、坂は分からないなぁ
思えば、あの柿の花も実をつけていた
もっとたくさん実っていたのだけどね
それから、思い出残し
都会は、きらびやか
どんどん変わっていくんだな、と痛感
自分だけが変わっているわけではないね
そして、大人の街
汽車がクリスマス用にデコレーションされていた
初めてみたよ、新橋のシンボル
光が多いな…
実は、散文と樂録あわせて
1000回投稿していました
自分が一番驚いています
まぁ、毎日(およそ)書いているので
やめなければ
いつか辿りつく数字ではありました
ただね
純粋に、書くことができるのは幸せなことだな、と思います
目を通してくださる皆さんにも心から感謝しています
最後に
先日、子供たちと作りました
鋏使いが上手くなっていました
そして、この中に私がいます(子、曰く)
めがね忘れちゃったー…とのこと
こう見えているのか、と
五味太郎先生の絵みたいで嬉しい限りです
やったね1001回、の樂録@51