今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ブランコ

季節が変わるまで 待てそうにない 今の僕には いつか、なんて 遠すぎる @gaku konishi

灯す

僕は特別ではない それでも きみを思い出す 愚かな僕を 許してほしい @gaku konishi

デザイン

あの時望んだものが どんなものであっても 形にならないのは 僕が望んだものが それではないという 証拠なのだろう それとも 僕が望み続けることを 望んだ結果なのだろうか@gaku konishi

スペース

ときどき、疑ってしまう 自分の思いや理想 心に決めたはずの、未来 ため息を飲み込むような そんな瞬間を 隠していても、まだ 諦めきれない @gaku konishi

あんり

憧れてもいて 探してもいて だけど、手にはしない そんなものばかりで 手が溢れてる @gaku konishi

永らえば

不意に浮かんだ言葉は きみへの祝福 出鱈目な音の羅列に聞こえても 嘘なく、きみに祝福を @gaku konishi

シグナル

思うようにはいかない そう、思っていても 思い描いたものは 未来なのか過去なのか それぐらいは 教えてほしい 叶うものなのか、 叶えるものなのか @gaku konishi

すばる

忘れてしまうくらいが ちょうどいい でもどこかで思い出して また出会えればいい 僕はそういう運命も好きだよ @gaku konishi

スクエア

今にも崩れてしまう でもそれでいいという せめて崩れる時は 前のめりでいたいと 笑うきみがいて 本当に、その強さが 羨ましかった そして、誇らしかった @gaku konishi

ブラン

誰かの心を通り過ぎる それが望みだった 特別なんて、わからない だけど不意に触れた言葉が 僕にもあるように きみにもあってほしい @gaku konishi

心地

会いたいと思うのは 会えないことをわかっているから 憧れているのは 自分が持ち合わせていないと わかっているから 世界は平等だ こうしてバランスを保っている きみも誰かに思われて 僕もきみを思っている @gaku konishi

光と

小さく手を振って 夕日に溶けていった背中を 見送った 自分の立っている場所が どれだけしあわせで そして、どれだけ淋しいか 背を向けるその瞬間から 世界が変わるほど @gaku konishi

揺れる

この空白を 埋めるか否か この空白は 埋まるか否か 埋まるわけがないのに 問うのは、ただ時間を 持て余しているだけの 悪い癖だ @gaku konishi

アクア

比べるだけ、遠くなる そんな気がしたんだ きみがどこにいて 何をして いつかまた出会うとして だけど、どうして いつならいいのだ @gaku konishi

ツバキ

そこで手を合わせて ゴールにした 正直、僕はどこでもよかった 考えるふりをして きみとの距離を縮めただけで ゴールなんてなくていい 夕陽はまた明日もくるといい @gaku konishi

小雪

きみの強さを知っている それでも足りないと きみはいう 完璧なものなど必要ないと きみはいう けれど、きみの目指す先に それがあるから 行くのだろう? @gaku konishi

ローズ

存在しているのだと 心に、頭に知られてはいけない 存在しているかもしれない くらいで 留めておきたいのだ でなければ 探してしまうだろう 期待するだろう そして、いつかくる 絶望を知るだろう @gaku konishi

無人島

思い出になればいい方で だいたい今日の今日まで 持ち越すわけだから 使う言葉を間違えた 現在進行形、振り振られ @gaku konishi

ウィズ

インクの多い文字 滲んで元もこうもない 貫くつもりもないならば もはや模様になるしかない それが愛なら尚更だ @gaku konishi

等分

見つけたからといって 手に入るわけではない この世界において きみの隣はとても遠い それはもう、見つけたことを 後悔するほどに @gaku konishi

きみがいってしまう きみしかいないのに 手の痛みなんて どうでもいいんだ 歌なんていらない きみがいってしまう 僕にしかわからない @gaku konishi

オーキッド

回数は答えでは 無いようだ 繰り返される さよならは 何度もあって 終わらない 思い出しては 繰り返される 不用意に、繰り返されて のしかかる @gaku konishi

ひかりのかげ

100の嘘がある 毎日ではなかった 僕には確かにあった 毎日だったけれど 100日分、きみに捧げなかった 言葉があるんだよ @gaku konishi

十夜

まだ、終わりきれない 消えかけたのは、 もっと強く思い出すため うまくいかないとのは、 もっと前に進むため わかっていても 僕はまだ、終わりの中にいたい @gaku konishi

赤青黄色

本物の前では モノである以外、ないのだ 存在は消えない だけれど、本物ではないと わかってしまったその瞬間から 不思議と世界は色濃く 夢から醒めるようだ @gaku konishi

リラ

朝の階段を降りながら 明日を思うんだ きみに話すこと 帰りの時間や運勢とか 発見とか失言とか こうして勝手にうまれる意味に 今日という日がまた 救われていくのがわかる @gaku konishi