思いこみであろう それもまた 恋というのだろう @gaku konishi

遠すぎた気がした でもやらなきゃ もっと届かない気がした 僕らの笑い声は きみの笑がおに 届くといいな @gaku konishi

自分が 何でできているかなんて わからないけど 今は きみに会いたいという 心臓がうるさい @gaku konishi

思えば今日の一日で 何度きみを思い 巡らせたのか 乗り越えようと くいしばろうと ほがらかだろうと なんであろうと その瞬間だけは 無重力に幸せなんだ @gaku konishi

大事なものを ひとつずつ 繋げるように重ねるように 気がつけば きみの形になっている @gaku konishi

今日、先に僕が見つけても きみはまだ知らない未来の今日のまま それでもいい 一人で歩ける僕には 月が味方 @gaku konishi

そう、わかってる このまま信じ切って 求めればいいということ でも、踏み込めなくて 指からもれる 愛の夢 @gaku konishi

誰かの夢が叶う世界は 誰かの夢が破れる世界なのか 叶ったものが 形になっている世界では ないのか @gaku konishi

気持ちを認めた 頭の中の空想と妄想の境 どれも楽しくて 仕方がない 勝手と理想の代物だけど あなたがいてくれて 私の毎日は終わることができる @gaku konishi

ほらね 自分を信じず行くと 冷たい風が 吹き抜ける 勝手に駆け上がって 勝手に落ちる きみともっと 自然に笑いたい @gaku konishi

きみがあまりに 大好きで 目が陽炎を追ってしまう 揺れているのか 歪んでいるのか @gaku konishi

数に例えても 限りなく 言葉にしても 延々と 思いとは 無遠慮に続くのだ @gaku konishi

幸せなのが 悪いというのは 随分な言い訳 ただ、羨ましかっただけだろう @gaku konishi

きみの声は 優しいだけじゃない ゆるく弧をえがく口元から こぼれる声も ひとを 僕を 幸せにする @gaku konishi

どうして こんな暗闇にいても 暖かく光を放つ きみだとすぐわかる みつめる瞳の優しさが 羨ましくて 仕方がない @gaku konishi

全てが中途半端なままで 足が止まったよ 今にも動きそうなのに 何も動かせそうにない そう、今は きみに届けるためだけに 息をしている @gaku konishi

誰かを見送るのは 淋しい 誰かに見送られるのは 僕はもっと 淋しい なぜだかは まだわからない @gaku konishi

自分で思う以上の 弱かった決心 忘れない 振り返るきみを 追いかける長い髪 逆光で見えない笑顔 忘れるなんて 決心にもならない @gaku konishi

月が綺麗だと 気がついて 見あげるたびに 思いだす 馳せたぶんだけ 遠くなる あの恋を @gaku konishi

何かが違うと わかっていながら 歩を止められない それはきみが言う通り 小さな不幸の始まり 戻っておいで 今なら、半歩ですむところ @gaku konishi

夜なかに 力をためこんで 誰にも見られず 葉を開く 触れてもいいかと 訊ねてしまう @gaku konishi

諦めるための 上手な言い訳をつくる 無いわけではない、ない思いも 上手く遠投する 整備されすぎた道は 美しくはないという @gaku konishi

思い出は 眠らないから ずっと頭の中で 繰り返される 幸せも不幸せも 同じ回数 繰り返される @gaku konishi

新しいことは 足りないものを補うのか それとも 今あるものを 揺り動かすものなのか @gaku konishi

走り切って それでも心が追いつかない 僕はどこに 置いてきたのか @gaku konishi

何枚かを重ねて 色を強めて 儚さを薄めていく 強さはいつも そばにある きみを傷つけない @gaku konishi

過ちは たいてい自分自身を 無視した結果 誰かのせいにしても 消えはしない @gaku konishi

隠していても 自分で答えを出したいのだと わかっている 問題も答えも 1人1人にだされていて そういう贅沢を 味わっている @gaku konishi