きみはまた何も残さずに行こうとしているのか与えるだけ与えて自分の何かを残さずに僕に思い出だけを好きにさせるのか@gaku konishi

それならばどこからが罪だったのだろう忘れるとは途方もなくなった逃げ道にもならない@gaku konishi

それはとてもわかりにくくでも明確に完璧ばかり理想なんて頭の中だけで膨らんでいくんだそれはなんだ@gaku konishi

新しい一歩がいつも軽いとは限らないだから軽いと思えるうちに行けよ一日なんてあっという間だ@gaku konishi

ほんの一日だというのにこの距離はなんだ重力だとか、時差だとかまだ僕らには名前のある何かが間にあるんだ@gaku konishi

もういいんだ僕はきみの美しい魔法にかかったままで@gaku konishi

気づかぬうちにおおよそのことは流れているんだ抗ったところで自分も気づかぬうちに違うところにいる@gaku konishi

そんな強がりは言えない僕の愛を満たしてくれるならあなたでなくてもいいなんてこの思いが強がりなどで隠せるものならどんなに楽か@gaku konishi

今日もきみを好きでよかったと夜があけて今日もきみを好きでよかったと日が暮れた僕の小さな世界の太陽@gaku konishi

瞳の淵で涙がずっとこらえてるもういっそこぼれ落ちてくれたらずっと楽だろうにこらえて何になろうというのか@gaku konishi

不思議なくらい飽きもせずきみのことをうたにし続けて細胞から忘れないそんな恋にした@gaku konishi

全ては夜も見境なくもう春なんだよ季節がまたいってしまうんだよ@gaku konishi

あと、ほんのちょっとそんな我儘が言えたなら心は軽くなるとでもそれとも心はもっと重くなるかも@gaku konishi

思い出は乾いても溺れてもダメ寄りかかりすぎると壊れてしまう@gaku konishi

でも、だからどうしてもそれならば、いっそこのままで叶わぬまま終わるのならばまだ救われるのか@gaku konishi

僕は知っているきみがひとの幸せを願うのが得意なこときみが他の人間の幸せを祈るが得意なことそこに、きみ自身が入っていないこと幸せの循環とはなにか、ずっと考えている@gaku konishi

灯るように夜だというのに咲いてしまうから昼よりも月と並んでその姿に見惚れてる@gaku konishi

困ったことにあなたを好きになる準備ができてしまったそんな気はなかったんだただの通りすがりのように何もないはずだと思っていただのに、あとはもう認めたら終わりなんだ@gaku konishi

もっと自分を信じてなんて言えた義理もなくただただきみの内なる力を信じているだけ@gaku konishi

咲いてしまったうしろ姿が哀しくて、嬉しい愛おしくて、淋しいもう後戻りはないのだと今日もまた知るんだよ@gaku konishi

ほしいものなどきみ以外にないなんて大嘘だけどほしいものがきみ無しには思いつかないのは事実@gaku konishi

とても不思議だきみの幸せばかりを考えてしまうんだ昔は、自分の幸せの中にきみがいるんだと思って自分の幸せばかり考えていた大人になっただけかなねぇ、それとも臆病になっただけかな@gaku konishi

答えはたくさんあってかえって迷う問いにも迷っているのにそれはないだろうと笑うしかない@gaku konishi

力がないことを見せたくなくてがむしゃらになって力の入れどころがわかっていないから役にも立たなかった行きたい方向に風が吹くのを見逃さなければよかっただけなのに@gaku konishi

光のあるところは影のあるところ光しかないところは自分すら見つけられない@gaku konishi