今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

勇気こそ

今でも 思う時がある どうしてあなたでなく どうしてわたしでなく 何が早くて 何が遅くて 私では だめだったのか @gaku konishi

思いだせるように

風を操れればいいのにって ずっと思ってた 強さも 香りも優しさも 支えにもなって 自由に描く雲も あれもこれも なりたいものの すべてがそれだった @gaku konishi

あおみどり

気がつけば 眠る前 どうして今日 きみに 声をかけなかったのだろう 明日は明日で 違う日なのに @gaku konishi

先のこと

めくりながら 振り返る 文字の余韻を 行ったり来たり 自分のための言葉のような そんな気がして 何度も 行ったり来たり @gaku konishi

林檎のウサギ

きみがそうやって笑う時 何かを決めた時 もう決めた時 僕の声が聞こえないわけじゃない でも変わらない きみは知っているのか 僕がその笑がおも 大好きだということ @gaku konishi

風向き

誰に何に選ばれたのか わからないけれど この心がさす先は いつもきみがいて 僕は迷わず進む 迷わず、進む @gaku konishi

草の原

好きな靴は 好きな所へ連れて行く きみの好きな場所と どこにでもある 僕らのお揃いの靴 それでも 手を引くきみは僕を 幸せな所へと連れていく @gaku konishi

上出来

手のひらの中で咲く 強く握りしめた 爪の痕 きみの手を包むのが 僕の役目で きみの温かさを伝えるのも 僕の役目 @gaku konishi

赤から青へ

叫んでも 息が終われば途切れてしまう 声とは儚いものだ でも止めたくない 声に出し続けたい きっとないであろう 僕の思いが なくなる日まで @gaku konishi

マリン

誰かの通った足跡を 同じように踏みしめて 歩幅を笑って見せるきみが 記憶だけにとどめるには まぶしくて どうか、どうかと 空へと祈る @gaku konishi

もう少し

強い重力で 引きこまれる きみのなみだは なにより重くもあって 半音足りないような 危うさが 心をしめつける @gaku konishi

傘間

距離を縮めても 肝心なところが見えなくなって 距離を伸ばしてしまうと 大切なきみが見えなくなって どうして僕は 行ったり来たりで 決められない @gaku konishi

キャンセル

いつも僕は遅れてしまう 僕の所にくる春が遅いせいか それとも冬に居座る僕のせいか わくわくよりも はらはらする 春 @gaku konishi

避けられない

頭の中でずっと どしゃぶりの雨の音がする いつからか それでもいいと思えた 何もない頭の中で 雨が降っているなら まだましだ @gaku konishi

リズミカル

自分の期待が 何より重いものなんだ 大事にしている分 自分を想う分 未来が全部乗っかった気がして 本当はきみを 押し上げるものなのに @gaku konishi

キンセンカ

それはただの影 なんの力も持ってはいない ただ、ときどき 見とれてしまうだけ 下へ遠くへ 目をやってしまう @gaku konishi

バルーン

そのままでも 変わっても 僕はきみを見つける 見つけられる そう 決めてきたんだ @gaku konishi

樂録@52

まさかの深夜投稿 いや、ある話だね よくある話だ ただ、今日はこれを書いておきたいなと 思ったので書いている 夏木マリさんの舞台を観てきました オペラとか歌劇とかではなく 本当に舞踏というべきか 初めて観る舞台だった 『印象派NEO vol.3 不思議の国の…

忘れたころに出会う

喜びに変わる瞬間 思えば、きみがいたんだ 心待ちにしていた今日が どこかにきみがいて 僕がいた 同じ屋根の下 @gaku konishi

途切れない

自分の世界でも 行ったことがないところがある 叶わないところがある 自分で鍵を失くした場所がある きみの余韻を残したまま 在るだけいい @gaku konishi

メレンゲ

僕の本当の声を 知っているのは、きみだけ どこに残そうが 誰に聞こえようが 本当はいつもきみにしか 届けない @gaku konishi

ケルン

楽しみは いつ頃に出そうか 最初では名残惜しくなり 最後では待ち遠しくなり 出逢うことのタイミングは いつも難しい @gaku konishi

リリーフロラ

足元には つぼみのカバー 見上げれば、白いつぼみが 大きく青空に灯っている 僕はこの花が好きだよ 花開いても変わらぬ とろける様な 美しさが きみと似ている @gaku konishi

雲間

叶わない恋が 美しいなんて誰が言ったんだ 自分勝手な思い出が 消されただけの ぼやけたヒトコマ 忘れられないから どんどん滲んでわからないだけ 恋だったのか 何だったのか @gaku konishi

体温計

声を出せば歌になり 腕を上げれば踊りになる 皆が羨むような存在でも なりたくてなった姿でないと きみはいう 僕の名前を呼んで 僕を見つけて手を振るきみは 誰より何より美しい @gaku konishi

リブ

自分の帰り道を 決めるのは、きみだ 進んでも戻っても きみの想う先が 帰るところ @gaku konishi