自然ときみとの未来が生まれていくそんなことがこんなにも嬉しい数えたこともない星を数えてしまう@gaku konishi

決め方ひとつ 見るものひとつ きみの声、ひとつ 大事なものは だいたい、ひとつずつ @gaku konishi

よく思っていたきみと目が合うたびきみに似た何かを見つけるたび自分が生き返る気がしていたそう生き返るような、気がしていた@gaku konishi

どこで、別れた結んだ、それはどこにいった探したいんだ見つけたいんだ望みは、きみなんだ@gaku konishi

どこを探すか今にあるのかそれでもいいのかなんて、何度も問う癖が消えない寄り道して後ろ向き、見上げた空は今日も新月@gaku konishi

隠されているけど見つけたくなかった他にももっとあるような選択肢はもっと考えたくなかったどうして僕はいつもきみのこととなると簡単に袋小路にはまってしまう@gaku konishi

巻き戻した朝日は西からでも東からでもいい中央にあることが重要だ僕の影を短くそして僕の足はもっと早くきみの元へ@gaku konishi

自分が思うより大抵が早くいってしまう届くはずの何かすら見送ってしまう受け取るはずの何かすら通り過ぎるだからこそ、忘れてもいい受け取れなくてもいい価値はそれだけではないと知っておくことが必要だ@gaku konishi

まるで無重力きみだけを見ていた僕のアンカーはきみだけでそれまでの全て思いつかない@gaku konishi

明日になるための夜だというから待っているだけだ夜じゃなくてもいいとさえ思っているきみに会うためなら@gaku konishi

何というか何を言うか迷うばかりで天井を仰ぐ 急げば答えがでるのなら@gaku konishi

変わりたくないと思ったそのきっかけはなんだったろうか自分だけはと固執したのは何故だったろうか呼吸をするたび日差しを受けるたび変容せずにはいられないのに決して明日を羨んでのことではないけれど@gaku konishi

刻むまでもないもう散り散りなんだこれ以上は砂と変わらないだから探させないでくれ埋もれるまで僕はきみを求めていくだろうから@gaku konishi

半透明がいちばんずるいか透明じゃないくせに見せているようなそぶり騙されないぞ見えない所を補っているのは僕のエゴなんだ、と@gaku konishi

何もなかったら何もなかったでその日もきっときみを想うから僕は結局、幸せなんだと思うよ@gaku konishi

思い入れとか思い出とかそんなのばっかり何もなかったところに撒いていくんだよ僕らは、何度も実りを忘れて@gaku konishi

一つだけなんだかいつもキズだらけなにを庇ってなにと戦って治らないのさ残すための戦いならばもうやめておくれ@gaku konishi

僕もきみが言うよなわがままが言いたい結局、いつもひとを幸せにしてるから@gaku konishi

ともすれば通り過ぎてしまいそうな些細な感情をきみがなぜ見つけられたのか今でも不思議なんだ でもどうか運命なんていう言葉で済ませないでほしい@gaku konishi

思うほど、進まなかった自分には合わないと思っていたのはやり方を知らなかっただけでひとを疑う手段にするものではない大事なことはページを閉じた時にわかることが多くてはっとする@gaku konishi

海中でも空中でもきみは、自由だ僕に笑がおはいいから前を向いて歩きなよきみを見失うことなんてないから、大丈夫@gaku konishi

僕に残ったきみのぬくもりがあとどれくらい持つのだろうか数えたくもないのに半音階の不安な音が 鳴り始める@gaku konishi

小さなデッキ夕焼けには届かない揺らぎはいつか嘘をつく風でもない波でもない@gaku konishi

覚えていてくれる僕がきみの中にいるそれだけで今日の月を忘れても構わない@gaku konishi

自分の目を疑った見ているものが記憶になるまでのどの瞬間も美しすぎて僕はきみなしでは生きていけないのだとわかった@gaku konishi

月を隠した星も隠した太陽だって、隠してやっただけど気づいていない輝く元が、そこにはないことを僕にとって輝きはそこでも、それでもないただひとつ@gaku konishi