他の誰かなら 違うどこかなら そんなあやふやな世界でも きみに出会える僕は この世界がよかったんだ @gaku konishi

ここまでなら、 なんて言いながら 自分の未来に線を引いて 暁け星を見ないふりをした それが全てのはじまりだ 後悔なんて すぐそこにある @gaku konishi

どんどん膨らんでいく 自分勝手な物語り きっとどれも違うだろう 僕の中のきみも 結局ただの僕の思い込みだ だけと、何より 美しい思い出なんだ @gaku konishi

きみの手は優しい 添える手も 頬ひねる手も 重ねた手も すべて優しい そんなことを きみが一番、 わかっていない @gaku konishi

せめて、とばかり 締めつけて どうしてもっと大きく 立ち向かわなかったのだろう そんな後悔をきみには 渡したくない それが僕の動機だよ @gaku konishi

僕らは何で 結ばれているのだろう 今ここで出会えた時か どんは人ごみの中でも 見つけ出す影か 頼りない誰か撚った 儚い糸か @gaku konishi

何かに隠れて 見えないぐらいが ちょうどいいのかもしれない 視線ですら きみをとらえて 離さないのだから @gaku konishi

朝が来るたび 日が暮れるたび 今という時そのものが あまりに早く過ぎて そしてやってくる きみの時計も 僕と同じだろうか @gaku konishi

少しでも違うなら 少しでも叶うなら きみは何を選ぶのだろう 夢や憧れは飾りではないと 言うけれど @gaku konishi

思うことは自由だ だから 手離すことだって それと同じ 僕はきみの自由を 止めない @gaku konishi

自分がもがいているなんて 思ってもいなかった そんなことを知る前に きみに出会って どうしたら追いつくのか どうしたら また会えるのか そればかりだった @gaku konishi

誰かの作った 似せた思い出を 押しつけられても 到底無理なのだ それはあなたの思いで 僕のものではないだから @gaku konishi

見つけようとするから 見つからないのなら 誰がわかるというんだ 偶然や運命だけに 任せておけないだろう @gaku konishi

赤いリボン 結ぶには短くて 飾るには長すぎる 縫い合わせる相手もなく 風になびくだけ 表す自由がお似合いだ @gaku konishi

眠るふりして 側にいる ひっそり、きみの 声を聞いている 夢より夢心地 @gaku konishi

不思議なのではなくて これまでも ずっとそこにあった 今からでも遅くない 軽々と追い越すといい 運命など後からついてくる @gaku konishi

変えられないとして 変えないとしても それでもいい きっともう 決まった物語があるのだ そしてそれが 自分のものでは なかったとしても 不幸でも悪意でも無い おそらくそれは 奇跡というものなだけだ @gaku konishi

あなたでよかった 何度も繰り返す 不思議と気持ちが落ちついて あなたでよかった わたしの心が向いた先 それが叶うかどうか わからなくても @gaku konishi

頭のなかの 答えと未来は 大抵、過去の繰り返し 変えるなら 気がついた今なのだ 時は無情なのではなく ただ公平なだけだ @gaku konishi

できれば きみの言うとおり たとえ世界の中で 間違えていても きみを選んだ僕に 間違いなんて 見当たらない @gaku konishi

自分の答えが一番辛辣で 返す言葉も、言い訳も 出てこない時がある 誰かのためなんて 自分以外にないというのに @gaku konishi

願うまで待てない きみがいるのだと わかれば、もう @gaku konishi

静かになった だけど胸の高鳴りは 抑えきれなかった 世界の言う通りだ きみが現れて 何もかもが、変わっていく @gaku konishi

いつ見ても どのページでも きみに宛てたものだと わかれば、それでいい それでやっと 僕の言葉になる @gaku konishi

会いたいと思って欲しい わたしに、会いたいのだと うそ 本当はわたしが会いたいのに 求めてほしいだなんて わたしの恋はいつも、ずるい @gaku konishi

ページをめくれば よかったのだ どんな冒険も後悔も 次があるから報われる きみの願いもまた同じ @gaku konishi

毎日は明日がある前提 明日は今日がある前提 僕の今日もきみの今日も 同じ一日であれ @gaku konishi

変わり映えのない 僕の言葉にも きみが添える ほんの少しの気まぐれが 色に変わり 音に変わる @gaku konishi