2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧
風が吹き上げる よけることもなく 流れるままに 思わず きみの名前をくちびるに 遠くに輝く何かに また願いをかけた @gaku konishi
何もなかったことにするには 幸せすぎた カラカラと音を立てる 幸せすぎて もうよくわからない @gaku konishi
この胸は もうきみ以外に ときめかない @gaku konishi
新しい星ができるという どこかに いつの間にか それでも必ずどこかに ひっそりと 僕でなくてもいい いつかそれを見つけて名前をつけてほしい 素敵な愛しい名前を つけてあげてほしい @gaku konishi
それでもダメだというのなら どうしようもない これは僕だけの問題ではない 今がタイミング きみと僕がすれ違うタイミング @gaku konishi
波音は消えない ずっと、ずっと消えない 同じものなんて どこにもないけれど きみが淋しくないように きみと共に過ぎゆくように 消えない雨音 流れるメロディー @gaku konishi
惜しむと無くなる そんな気がした また戻ってくるさ、と 笑って見送る方が 最後に笑がおが残る そんな気がした @gaku konishi
とまどいが無いと言えば、嘘だ 自分が望んで手に入れた それであっても 触れたら消えてしまうような 不安がないわけではない だから今は 見つめるだけにする @gaku konishi
僕の好きな色を覚えてくれていた 欲しいといった 他愛のない一言を 覚えていてくれた そんな思いに応える 自分でありたい @gaku konishi
きっかけなんて思い出せない 在るべくして在ったタイミングと 惹かれた扉ときみが居て 僕らにしかわからない そんな流れに乗ったんだと思う @gaku konishi
閉じ込めたまま 全ての言葉を飲み込んで それでもどうして 降りかかる 想いはいつも言葉の形で 現れる @gaku konishi
見上げて遠く 観覧車 点滅は何に向けて輝くの どうして 涙で恋は終わらないの @gaku konishi
ただの想像なのに 楽しくて仕方ないって すごく困る 気がついたら ずっと思い浮かべて 繰り返して どんどん深く入っていく 意識のなか あっという間に恋の出来上がり @gaku konishi
ボタンひとつ 掛け違えただけなら いいんだ でも、そうではなかったら そもそも僕ではなかったら きみの優しさを 返さなくてはいけない @gaku konishi
毎日、どこかで笑って過ごしている こんなことは奇跡だと 困ったように微笑む 僕には そんなきみが眩しく映る そうだね 他愛のない日々こそが 輝くのかもしれない @gaku konishi
何本もペンを変えながらも いつも書くことは同じようなこと 同じような絵と言葉 壊れた回転盤のように ずっと目指す星は同じ 変わらないことで伝えたい 今に生きる想いを @gaku konishi
きみが時々 ほんの少しわがままを言っていい と、訊いてくる それがどれだけ僕にとって 貴重な時間になるか それをどれだけ引き延ばそうとしているか あまりに滑稽で まだ言いたくないよ @gaku konishi
いつの間にか送っている その視線の先 だのに伏し目がちになる 罪悪感の名は 勇気の無さ それとも @gaku konishi
繰り返し聞いてしまう ほんの少しだけ残っている きみの声 重力のバランスを保つよう 月に向かって落ちぬよう くり返し、くり返し すきよ @gaku konishi
傷ついてもいい、だなんて きみが言ってはダメだ 傷がつくのは 僕だけでいい 僕は、きみを傷つけたくない @gaku konishi
結局、きみに辿り着く 誰かの願いを叶えるために 笑顔を見せるような きみに、心はいつも辿り着く @gaku konishi
涙の形になっていく 伝う、その頬に 思わず触れてしまいそうなる @gaku konishi
あなたの心の真ん中に 消えない灯火があって それをどかしてまで 自分がそこに変わろうとは どうしても思えなかった だって、わたしは その灯火ごとのあなたしか 知らないのだから @gaku konishi
架かる虹の先 あの先に いつもきみがいるような そんな甘い錯覚を @gaku konishi
本当は きみなんじゃないかって 思っていたいだけ 空想でみるものが そのまま、この世界に映るなんて もう信じてないからね @gaku konishi
誰にもわからないような 秘密のやり取りが 嬉しい ふいに こみ上げてきては 頬がゆるんでしまうんだ @gaku konishi
何にも増して きみが美しくなっていく 一体、何に気がついたんだい 僕にはわからない何時かのタイミング でも、それでいい きみの美しさは 躍動的で何ものとも違う 海の姿を思い出すよ @gaku konishi
どのタイミングであれば もっと肩の力を抜いて きみと笑って話せたのだろう まだ悟られたくない それでいて、近くにいたい 目隠しなんて 何の意味もない @gaku konishi
辿るのは 記憶という、いつか来た道 思い違いばかり 進むことだけが正義じゃない この手にある追慕は 迷いととまどい せめぎあう過ちと純粋 遠くで聞こえる くちぶえの歌の途中 @gaku konishi