今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

久遠

注ぐ、穿つ 滴る、溢れる 想いはいつから @gaku konishi

ガイド

見落としてはいないか 見逃してはいないか 僕の目はとらえているか 遠すぎる星ぐらい きみに出会えるのなら 近いものなんだ @gaku konishi

ひなた

言葉にならない とは 怠けているわけでも 諦めたわけでもない ただそれよりも 美しいものが そこにあっただけで 添えられなかった @gaku konishi

灯る

与えられた光だったとしても 駆け抜けて 戻らなかったとしても 一番美しいことには 変わりがない きみは、 そう在り続けている @gaku konishi

レジン

ひどく些細なことで 後悔を呼び寄せた 焼き付けた わけでもないのに しばらく残る 消す気になれば消えるのか それともやはり 残していたいのか @gaku konishi

バス停

ふとした時に 思い出してもらえることほど 嬉しいことはない きみの隙間をうめる 他愛なく 絶え間なく @gaku konishi

結び

もっともらしい言い訳は 誰も傷つけないかもしれないが 自分はどうかは、わからない もっと誰より優しくなるには 自分でどうにか、できるのか @gaku konishi

明日

数えれば、数えるほど 形のないものは 形なっていく 不安も幸せも 星の光りも きみとの思い出も @gaku konishi

イニシャル

ひとつなぎ 言葉も想いも 今もこれからも @gaku konishi

凪ぎ

ただ嬉しかった 言葉にするのも 忘れるほどに どうしたって きみは 僕の日常にあっても 埋もれてはいかないひと @gaku konishi

風除け

秘密なんていらない あっても無くても 関係ないんだ 世界は見向きもしない それぐらいの優しさは 持ち合わせてる @gaku konishi

理屈

地平線も水平線も 最果ても彼方も それでも届かない そこに きみがいるのだ @gaku konishi

すずらん

思う存分 思うがままに 誰を想うか @gaku konishi

或る日

きみとは違う理由で 見送ることより 見送られるほうが つらいのだ きみを置いていくかもしれない そんな可能性すら つらいのだから @gaku konishi

足る

ばらばらにしても 散り散りになろうと 変わらないのだ 僕の中には どんな形になろうと すべてに きみが刻まれているのだ @gaku konishi

ブーケ

本当の心なんて 今は、いい そのままでは 傷だらけだ 今は、隠れてていい ぬくもりを 分かち合いたい @gaku konishi

薫る

どんなに優しいことばも どんなに温かいことばも 誰が僕に伝えたか、だと思う 誰の手から きみに伝わり 僕に届いたのか、ということ @gaku konishi

シフォン

なぜ自分には無いと 言い切れるのだ どの運命も平等に 巡ってくるというのに あとは、どれを いつ、誰の手をとるか @gaku konishi

編む

見覚えのある 風景だというが 一度だって 同じ日などないのだ ただ、僕らが 同じものを求めている あの日、あの時、と @gaku konishi

マリン

満たされていたら そのまま、ではいられない 送って、揺らして 減っては、満ちるその時まで 光は繰り返す 想いは繰り返す @gaku konishi

ゆり

揺れるペン先 滲んだ記憶 今はまだ 留め置けない 咎にも似た、それ @gaku konishi

レコード

何がいちばん 僕に向かっていたのか 思い描くほど いいものではないけれど 望みとつくものは 全てだったと思う @gaku konishi

ひと筆

今日までの道は 特別不幸ではなかったけれど 後悔やら色々が なかったわけじゃない でも、そうかと思う きみとこうして 向かい合える今が 全ての正解で 全ての肯定なのだと @gaku konishi

フレーズ

見惚れるばかりで 追いかけもせず 後悔も手遅れ そんなことを 繰り返さないために 今日があるのだと 信じたんだ @gaku konishi

こより

求められたいのに 探してほしくない 無用な過程をなくしたいのに 急には近寄れない 本心なんて こんな程度に情けない @gaku konishi

雲母

今もなお きみに向かう陽射しのように 諦めなくてよかったと 思う日々を掴むため 言葉を携える @gaku konishi

ミモザ

きみのこと以外で 後悔などしない はいては消えるような 思いばかりだけど 多分、それも 僕の強さなのだろうと思う @gaku konishi