今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

つばさ

ただ、きみを思えば幸せになるという幻想をもっと早くに捨てるべきだったきみはそんなことでは幸せにはならないただ満足するのは僕だけだ@gaku konishi

かのん

次に行くだけなのにきみを置いていくなんてあり得ないんだきみはいつだって隣に僕はいつだって、隣に@gaku konishi

満ちる

きみが嬉しいと笑った喜ばせたかったわけでもないでも、忘れらないのは僕のほう嬉しいとは支えられることか立ち向かう勇気になるということか@gaku konishi

そのまま

わかっているのが僕だけの未来だなんて過去に、時間に置き去りにされているのと変わらないきみとある今にしか僕はもう興味がない@gaku konishi

トワニ

走ればまだ間に合うのだろうかでも、どこにどのくらいきみを探してばかりの僕が間に合う場所なんて想像もできない @gaku konishi

ダブル

きみは他愛のない僕のすべてを特別に変える@gaku konishi

天翔ける

いいことしかないだけど、満たされないそれを片思いと例えたひとは天才だな@gaku konishi

デザイン

同じ形のように見えたきみと、僕の手繋げばもっと、わからなくなるそれは幸せかのように映るそれはあいかのように映る@gaku konishi

それぞれ

シンプルに隣を歩いて会話が楽しいなんてうなずくタイミングがあった居心地がいいだなんてそんなわかりやすいこの僕を恋に突き落とした@gaku konishi

ひとみ

これまでずっと足りないのだけどそれでも今までこれたのはきみがいるとわかっていたからか@gaku konishi

頬杖

光景の中にきみがいるだけですべてに意味が生まれるきみのことは僕の人生において大げさにしたい 特別でいてほしい答えは、ひとつで充分だ@gaku konishi

サークル

遠く離れているのが罪だなんて近くでも届かないほうだろ だけど見つめていたいんだだけど触れられないから遠いんだと、今は言い訳を聞いてほしい@gaku konishi

星座

数えては減らすなぞっては消す不安とは恋とは@gaku konishi

水辺

もらうばかりでよかったのか、と思ってしまうほどあなたが優しいものだから特別などと勘違いしてしまう今はまだ、それぐらいにしてほしい@gaku konishi

仄か

読みすぎたページ日焼けした背表紙仕舞わないまま ずっと手元に置いて今では読みもしないのにそうさあるだけでいいそこに、居てくれるだけで@gaku konishi

ガラス

爪先で、そっとなぞるような秘密の思いは触れているとはいえず、触れていないとも言えない正面切ってあなただと言えるにはまだ@gaku konishi

若草

どんなにページをめくっても終わらないのがいいな、と始まりはずっと前でもどこからでもストーリーは始まる終わらなければ負けてない@gaku konishi

好きしかないのか表すことばはきみに今@gaku konishi

時制

自分で刷り込んだ思い込みを運命だと呼ぶにはあまりに幼稚で心もとない@gaku konishi

或る日

それはとても不思議だこんなにも好きなのにいざ、手にしようとすると戸惑ってしまう躊躇ってしまう僕でよかったのだろうか僕で間違いないだろうか好きに潜む不安とは@gaku konishi

カイト

それならば決めるだけだ青空が似合うきみの最後の一歩それは僕らの最後の一歩境界線なんて、最初からなかった@gaku konishi

丘の上

自分ではなかったそれがこんなにも静かに、ゆっくりとだけど深く重くうなずくしかないなんてだけど、わかってる無力でも無価値じゃない明日だってひとりだけのものじゃない@gaku konishi

小鳩

前にも言ったけどいい言葉はいつも僕の頭の中ではきみの声で再生されて定着していく僕の小さな世界の平和はこんな風に保たれている@gaku konishi

雨意

悪い方に考えても結局、たどり着く答えはいつも同じ頑ななのか、柔軟なのかきみがいいならそれがいい@gaku konishi

何もない日は美しい何もなくても悪くないきみが立つその場所に何もないわけがない夕陽よいつかまた会おう@gaku konishi