今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

宿す

悲しみやら何やらで 胸がぱんぱんなのに 心が空っぽで 何から言葉になるのか 涙が先で わからない @gaku konishi

真夜中

押して、消して書いて、刻む 心にあるものは全部@gaku konishi

シーソー

自分には到底無理だと思っていたそこからすべてが始まっていて1がどれだけ遠いかも知っているきみが1で、僕がゼロ @gaku konishi

白煉瓦

時に現実より夢まぼろしのほうが脳にこびりつく忘れようとしたなんて 誰も信じてはくれない@gaku konishi

呼び鈴

強い雨も弱い雨も 結局は、きみを濡らす雨宿りも傘でも降るものは消せない太陽が全てではない@gaku konishi

花びら占い

いつも先に僕が見つけては気がつかないと諦める声さえかければすむのにね@gaku konishi

おねがい

離れているのが当たり前だと思わないで心はいつも近くにいるようで時々自分でも止められない不意に離れてしまうから時々でもずっとそばにいて@gaku konishi

アポロン

見破る嘘が哀しいものでないならいいきみにとって僕にとって@gaku konishi

遠巻き

ずっと特別を探してた誰かの何かではなく一目で自分の特別だとわかる何か 運命というの言葉すら霞むような、何か@gaku konishi

くるみ

まるで、きみがいないかのように吹く風が淋しさを巻き上げて僕のもどかしさを膨らます@gaku konishi

思い浮かべて

人が言うほど棘はなく何処からともなく寄り添うように香る誰もが知るような美しい花はそうして、ずっと愛されている@gaku konishi

与う

消したくないのにボタン一つで消えてしまう誤ってもない誰かに望まれてまるで手元で起きる砂の城@gaku konishi

塩水

咲く花も大きな実りも枯れゆくものも僕よりちゃんとしてるちゃんと進んで次を見据えている僕も進んでいるのだと忘れてはいけない@gaku konishi

かげろう

予感なんてなかったただ、そうなんだと納得しただけ僕の恋はそんな感じで始まったように思う@gaku konishi

なつやすみ

ただ何もせずに枠取りされたような空を見つめてた風が吹いて雲が流れて葉がこすれあって海辺でもないのにさざ波のようだった@gaku konishi

霜ばしら

美しさの基準が千差あるなかで僕は何を枯らして何を訴えたか身体のなかで何を鳴らしていたのか@gaku konishi

雨染み

後悔がないとは言い切れない日が落ちてまた戻ってくる間だけど僕には後悔すらも身を成す言葉@gaku konishi

こだま

僕の知ってる言葉だけじゃ足りなくて、大切にしたいのに形になろうとする気持ちに邪魔される@gaku konishi

宝島

僕のはただのことば遊びほんの少しの心をそえてど真ん中、きみに@gaku konishi

こなゆき

これでよかったのかと問うのもこれでよかったのだと頷くのも何か違う気がしたきみについて考える時、僕は答えを持ち合わせていないんだ@gaku konishi

マイン

コーヒーの香りのさき甘い白い花の香りのさきいつもきみがいて触れもせずに僕の幸せを象っていく@gaku konishi

ループ

正しさも求めていたけれどそれと同じくらいらしさ、と求めてたそれぐらいきみとの答えが欲しかった@gaku konishi

そばかす

当たり前だなんて思ってない僕らが信じられないくらい特別で、きみの何もかもで救われて仕草ひとつ瞬きすらもあなどれない何が言いたいかというと元気を出して僕はきみのでないとダメなんだ@gaku konishi

白書

指折り数えて待つだけではきみを追い越せないたくさんの言い訳たくさんの後悔それでもきみをずっと追いかけてまだ終わらない@gaku konishi

緋色

線を引いて明日を区切る持ち込みたくない今日より上と願っているなのに、不思議と咲く花は明日を選ばないのに美しい@gaku konishi

叶え

消して書いて、でも残さない残せないきみが泣いてしまうから思い出してきみが泣いてしまうなら@gaku konishi