たよりない旋律を たどたどしく 一音ずつ増えて きみの笑がおを取り巻くように 華やかに、軽やかに 駆け上がるように 心から溢れる音楽 遠くで見つめていても 聞こえるようだ @gaku konishi

一番新しいのは いつも自分のいない明日 いつまでもきみのいる明日 時間は難しい 願えば叶うものは 組み込まれてはいない @gaku konishi

きみと僕にだって 約束は必要だよ 僕はいつもそれを 辿ってる 目をつぶっていても きみがわかるけど 約束は 見えないきみを 照らすんだ @gaku konishi

好きな街と 心にある街があって どちらも不思議と同じ雰囲気な気がしている 好きな街 今、暮らしている街 自分が自分らしくあって 時間も早いけど 自分の何かが欠けていかない 心にある街 小さい頃の自分が残っている町 目に見える小さな世界が 全てだった …

どこで間違っても きっと同じところに出てくる そんな気がする どこで好きになったかより 誰を好きになったか @gaku konishi

僕にとっての永遠を きみの中に閉じ込める これがきっと 一番いい @gaku konishi

きみと出会って 僕は何が強くなったろう 失うこと 涙 時間 笑がお きみについて弱くなる 情けなくなるのを 隠してるだけなんだけど @gaku konishi

光もある 風もある 水面は美しい でも僕は立ち尽くす 蒼い空は 明けない空 こぼれる滴を消していく @gaku konishi

好きの階段は 見なくても昇れる 困ったもので 行き先のない恋でも それは同じか @gaku konishi

こんなに遠くて こんなに離れていて どうして 同じ想いを きみが持っていたのか どうして 僕が先に見つけてしまったのか 静かな執着が生まれる前に 答えを @gaku konishi

ここまできて まだ心がいうことをきかない 諦めるという 選択肢を作っただけで 選べないまま ただそこにあるだけ @gaku konishi

好きも嫌いでも 当てはまらない ただ、あなたがいい なんて不便で理不尽な 想いが身体から溢れる前に 早く答えを見せつけて @gaku konishi

ままならない 自分の心ひとつ 宇宙と同じかたちの 心ひとつ あなただけを @gaku konishi

歌えば歌うほど 届かない気がして 書けば書くほど かすれていく気がした 想いとは時に むごい形で現れる きみが、いないというのに @gaku konishi

見つけてしまう きみ以外は 僕にとってほぼ同じものだから だから視線ぐらい もう解放してはくれないか @gaku konishi

聞き分けられれば 聞き分けられるほど あなたの声しか 聞こえなくなるのよ それが私には まだ恐い @gaku konishi

叶わない99％は僕でいい 叶う1％はきみに これくらいのことなら いくらでも @gaku konishi

大人げないよ そうだよ この想いなんて 大人で叶うわけないんだ @gaku konishi

数えられるくらいの 短い時間に起きた出来事 思い出すより前に刻まれる 攫われた心は どこで何をしているの @gaku konishi

色々あるのだけど 根っこはひとつ 私が小走りで間にあわせる理由は ただあなたを一目見たかった あわよくば 声を聞いてみたかった @gaku konishi

つまらないことを言った きみの優しさが 全方位に向くのが すこし嫌だった その優しさなしに 在りもしない 僕の小さな世界なのに @gaku konishi

結局、僕の何も きみにあげられなかった 僕のものは 僕以外にはなれなくて 時間も真実も体温も 奪い去れず @gaku konishi

探しているようで 本当は求めていない よくあることだけど 求めることを求められる そんなことが 一番、しんどいかな @gaku konishi

止まるものなんて ないんだね できないことで 世界は回ってる ないものねだりは 尊い願いか @gaku konishi

名前のない 風の音をきく 自分の中の多すぎる 名前のあるものを さらってもらうんだ 真っ白になれないのは わかっているよ @gaku konishi

もう恋で涙することは なくなった もう、泣かないんだ 信じられないよ あの恋に 泣かない自分が @gaku konishi

理由をつければ つけるほど 求める答えから 遠のいていく 嘘なんて ついてもいないのに @gaku konishi

自分でも よくわからないような 微細な変化に どうしてきみが 気づくのだろうね 隠してもいないけど いつも、きみだ @gaku konishi

自分が思う以上に 絡まる感情の蔦 そう、確かに 出口なんて求めていなかった @gaku konishi