終わりそうで終わらない僕が早く諦めてきみを笑がおで送り出して背中を向けてあとは歩くだけ終わりそうで終わらないだけど、終わるのが運命目に見えた、それ@gaku konishi

見たこともないけどきっとあれが魔法なんだと思うきみが現れて空気が変わって光の向きが変わった胸のあたりに刻まれたなんだか知らない鼓動とともに＠gaku konishi

だいたいのことはうまく出来なかったしおおよそ形にならなかっただけど今でも不思議なくらい自分でも思うんだきみをすきだって@gaku konishi

決めたんだきみの涼やかな横顔をみていつでもいいと決まったんだ何の重しもないことに気がついたんだ@gaku konishi

気がついたら治っている傷のようずっときみが気にかけてくれていたいつのまにか覚えた花の名前のようにきみはいつもそっと寄り添ってくれていた@gaku konishi

揺るがない今ここに立つすべての理由にきみがいるそこに言葉があって僕の全てをかけたそれだけのこと@gaku konishi

流れる景色に思いを乗せた振り返られないところに置いておきたい取り戻せないところに置いていきたいどんなに手離しても無くなりはしないとわかっているきみの僕との色々なもの@gaku konishi

忘れるといって忘れられた試しがない何を忘れるかどう忘れるかずっと検討し続けてずっと見つめてるのだから忘れられるわけがないそして、それはきみだけではない@gaku konishi

奇跡はわたしの知らない所でつくられているだから、奇跡なんだわ どんなに想っても僕が作り出そうとするものは結局全てバレてしまうきみが知り得ないカラクリは僕にとっても知り得るはずもない@gaku konishi

今日の日を忘れてまた明日になるあれほど忘れはしないと誓いながら記憶の中の今日が僕の作りものになっていくしあわせなのはきみと今日があるからだよ@gaku konishi

これからと言っているうちにどんどん過去になる未来を手に入れるつもりが何も手にしない今だけが残ってるそれを自由というならずいぶん重い自由になったものだ@gaku konishi

孤独はスパイスじゃないむしろ、しあわせの方がスパイスだ甘くもなれば苦くもなって気がつけば物足りなくなるじゃないか@gaku konishi

始まるまでのほんの少し期待もあるけど今はきみしか見えないきみしか、見ない約束ぐらいでは僕らの中を引き裂けない@gaku konishi

撮り直しても消さないどの瞬間も切り離せない撮り直したのはきみのため消さないのは僕のため@gaku konishi

雨どいの内側濡れるよりも落ちる雫を見ていたいきみはそういう人止むのなんて待ってない差し出す手のひら濡れるより欲しいものがある@gaku konishi

一往復しただけ今日のどこかきみの時間の中に僕がいたということが嬉しくて、何度も読み返してしまうその句読点にも意味を与えてしまうほど@gaku konishi

走り去るのはいつも希望これ見よがしに歩くのは不安僕だけかいや、僕だけでいい@gaku konishi

何を言ってるんだ僕はきみのいう輝きとやらできみを見つけたわけじゃない何もなかったただまっすぐに天に向かって立つそれがきみだった@gaku konishi

きみが、あとどれくらい自分に優しくなれたらいいのだろうね僕のだけでは、足りないし言葉だけではないこともわかっているけれど@gaku konishi

見えていたものが見えなくなり届いていたものが届かなくなる背伸びをして身を乗り出して手を差し伸べても望まない、恋の終わりのようなそんなもの@gaku konishi

きみはよく気づきよく笑うそして、知らぬ間にひとを救うんだ誰かだけでなく誰も彼もでもなく@gaku konishi

これならばと思っていたけど本当に見たかった景色はここじゃなかった目の片隅で見えていた違和感こそが道しるべだったんだ@gaku konishi

心にはすき間が必要だ満たされているほうがいいようにも思うがおおよそ、このすき間から僕の言葉は生まれている気がする@gaku konishi

差し色はきみだ僕にはまだモノクロのまますべてを変えることができないでいるきみの落とした色を頼りに今日もモノクロが滲んでいく@gaku konishi

最後に添えてのは何だったろうちゃんと、ありがとうだったかそれともちゃんと、笑ってたか都合よく僕の記憶がきみに残っていますように僕と同じくらい残ってますように@gaku konishi

とまどいしかない期待しかない下心しかない不安しかない そう、いつもぐちゃぐちゃだきみを思うのにひとつであった試しがないただ、きみを思う心はひとつだけ@gaku konishi