今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

かもめ

透明はずるいよ憧れて自分の色にしたくなって手に入らなくて色がついた途端消えてしまう@gaku konishi

吹いて

望みを隠したまま世界は回るという見えるものだけが触れられるものではないだろうに @gaku konishi

枇杷

きみからすきを引き出したかったただそれだけできみのすきが特別だとわかる@gaku konishi

幾とせ

ふたつに分かれてもいつかまた一緒になれると思っていたまだ甘いんだね@gaku konishi

トロン

わかると楽になる違いや行き先、声に姿とシルエットきみが思う未来ではないだろうけど@gaku konishi

コーヒーポット

夢は叶えるものだと ひとは言うけれど 夢が叶うのは きみが居るからで それが夢だとわかるのも きみがいるからで @gaku konishi

パール

言葉は純粋だ感じたままの形で現れては、僕を困らせるきみに押し付けたくないまだ見せたくない@gaku konishi

手鞠

揺れる綺麗響く純粋壊れたままのあの日目覚めは唐突きみの足あとと鈴の音@gaku konishi

カーネーション

手をつないでいたいのは僕が誰にでも手を出さないことを知っている、きみだからこそ離したくないのは僕が誰にでも手を出さないのをわかってほしいから@gaku konishi

縞々

きみはさよならが下手なままでいいそのほうが僕が上手くなれるそのほうがふたりのためだ@gaku konishi

文箱

咲いたら、始まる終わりと、何か別の新しい、始まり@gaku konishi

この夜

開いた手のひらの 向こう ふぞろいの爪の形も 全部が必然 きみのすべてが愛おしい @gaku konishi

水牡丹

信じてないふりをして 誰よりも信じてる 夢のような おとぎ話のような きみとの出会いを @gaku konishi

重ね合わせたら歪んだものも少しはまっすぐに見えるのかな次第に円に近づくのかな

墨黒

癖のある字で柔らかく流れていたすぐわかるよ名前じゃないね形で、色で@gaku konishi

戻る場所さえあれば 名前なんて、なんでもよくて きみがいれば それでよかった @gaku konishi

賛成

どこにでも行けるそう、決めた揺れているのは心じゃない@gaku konishi

反射

あたかも 忘れるという言葉は 忘れられないと反対語のようだが 本当は同義なんじゃないかと 思ってしまう きみを見ていると @gaku konoshi

四隅

今日もまた ページが進む透明が生まれたのはいつ水色は水の色はじゃない明日のページは今日の続きじゃないんだよ@gaku konishi

白糸

自分のことでも、きみのこと時間の配分なんて決められない重なり合うものに線はまだ、ひけない@gaku konishi

あまり

あまり雨に濡れてもいいときみは空を仰ぐそれを遮る傘を僕がさし出せるわけもなく@gaku konishi

表現

壁の絵ではないと花は咲き、枯れてはまた咲くのだね@gaku konishi

セブン

カメラ越しでは同じ月の大きさにならないの見たいのは同じ大きさ同じ光@gaku konishi

樂録@54

またまた久々の樂録となりました単純にまとまった文章をかく時間がなかったな なんとかなってはおります 3日、用事もあったりで、うろうろ。桜田門で下車して、ぐるり ドラマだよ… 初めて降りた駅ですがこの界隈が駅名や沿線が違うだけで集中しているのだな…

呼吸

お願いなんて もうないんだよ 叶うことは この手いっぱいに きみの毎日を そう、決めたんだ @gaku konishi

向かう風

特別もなくただ日毎の中で織り重なっていくそれがいい今日までと同じそれがいい@gaku konishi

影画

目線を合わせて笑う近くにいるとわかるゆるい温度明日も悪くないと思えるから、不思議だ@gaku konishi

横顔

留まっていたい時を止めなくてもいいせめてゆっくりそれが叶ったと気がついたのは別れて歩きながらの今@gaku konishi