正しいことが優しいとは限らない受け入れるには猶予がほしいきみだけじゃない立ち尽くす向かい合う受け止める@gaku konishi

まだきみを、好きでいたいそんな、取ってつけたような言い訳で、何ができるというのか戻らぬ時も進まぬ時も@gaku konishi

影を追いかけた一心不乱に答えだと思い込んで追いかけ続けて違った、という答えを手に入れたそれだけでも救われるのなら走る甲斐は、きみにもある＠gaku konishi

悪いことなんてしてないさ心に蓋なんて出来ないさ僕らは在ることしか叶えられない蓋が出来ない心があるから溢れる想いがあるのだよ@gaku konishi

紛れてしまえ誰にも見つからないで星の中に砂の中に泡の中に@gaku konishi

何を見つめて生きていくのだろう何に気を払って嘯くのだろう思い出が剥がれる日など来はしないのに@gaku konishi

淋しいだけの言葉ならとっくに廃れてるきみの側にあってきみに寄り添うものが淋しいだけのはずがない＠gaku konishi

何かを描くときどこで色を手にいれたのか頭の中にあるあの色を作ったのは誰なのだろうと考えてしまう人それぞれの夕陽人それぞれの深海憧れ、焦燥僕にあの色を作ったのは誰なのだろうと@gaku konishi

組み合わせなんだ言葉も時間も場所も重力も惑わされてだめだといった運命なんてものに僕は今でも覚えているよ@gaku konishi

雨が降ると会いたいと思う雪が舞うと会いたいと思う霧が晴れると会いたいと思う他愛のないやりとりが心に引っかかったままなんだ@gaku konishi

らしくないと思った冷静な方がいいけれど譲れないものなんていらないはずなのに僕の中核にあるそれが気がついたきみでなければ、と@gaku konishi

僕は時々、少し心配になるひとのしあわせばかりを願うきみを最後まで見送るきみをだけど、そうだね僕と同じだきみを想う僕と@gaku konishi

僕らには秘密の合言葉もなかったし互いの夢も明かさなかっただけど、不思議だ僕はきみの何かに成れると確信していた僕にしか出来ないとわかっていた@gaku konishi

今さらだよ今からだよ雲泥の差言葉に隠された言葉遊びにひとは囚われる執われる上から下へ真っ逆さまに涙ははねて 何事もなかったように@gaku konishi

知らぬふり通りすがり雨やどりのこの僕に恋という気持ちを教えた空が小憎たらしい@gaku konishi

きみを思って書くものはこの世界の場所が違う触れてほしいけれど見えないままで積み重なって折りたたまれて@gaku konishi

手に入れたと思ったけど手に入れたってなんだ僕にあるこの手がきみをどうこうできると思ったことがそもそも間違いだった@gaku konishi

終わることが続くのは僕のせいかもしれない時空は味方じゃなかった未来は味方じゃなかったただ、僕だけが鍵なんだ@gaku konishi

どこかに弱さがあるのならどこかに強さもあるだろうよ認めてやればいいそんなに悪いもんじゃない@gaku konishi

思い出すのは忘れるため忘れるのは思い出さないため鏡のようで全く違うそうだろう@gaku konishi

結んだものは言葉の魔法言わないでおく言えないでいる結びはいつも絹のよう@gaku konishi

線を引いた傷つけないつもりが一番、つらかった誰も傷つけないのは世界じゃないのか@gaku konishi

僕はきみの特別にも日常にもなりたいといってしばらく今は僕はどのあたりだろうか@gaku konishi

まっぴらだと思ってたでも、違うじゃないかこの想いは引き換えてなんていない差し出している僕から、きみに惜しみなく@gaku konishi

いまは忘れていてこんな僕をもう少し未来にならないときみにまだ会えない@gaku konishi

始めたばかりの恋だから大事にする仕方がわからないと笑ったきみがいつにも増して美しいから伸ばしかけて、やめたこの手と僕の思い@gaku konishi