今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

スミレ

思い浮かべる喜びをきみにも早く伝えたいと思うそれだけでもそれ以上に膨らむ喜びよ@gaku konishi

さざれ

数えたら そのままゴール走ってそのまま振り返らないゴールを踏んでまた新しいその先へ@gaku konishi

じぐざぐ

きみが言うほど傷は深くないわかっていてながら傷がついただけ誰かを悪者にしたいわけでも何かに責任を問うわけでなくいつかこれが僕の一部となってきみへの手がかりになる@gaku konishi

ソナタ

浮かべただけの理想届けようにもどこ吹く風か欲しかったものは今も遥か@gaku konishi

未満以上

何かが足りなくて純粋さを失ったのだと思うのは、少し違う足りなくなったのでなく増えて混ざって薄まった失い方はひとつではないよ@gaku konishi

秒音

飾り立てるつもりはないでも何もないのは、違う偽りなく、きみの届く声の先に僕が居たい@gaku konishi

桃林

願うには遠く叶うにも浅く悔いだけがどこまでも深い 今があるというのはその上で、だとしても@gaku konishi

白雲

あの坂道も登ればいつかは終わってしまう永遠に上に向かうものなんてない降りてきて初めて出会う影もまた同じだあの坂道も登ればいつかはたどり着いてしまう@gaku konishi

サイン

ただの通りすがり見る気も、聞く気もなかったよきみが居なければ新しい何かはどこにでもあるけれどいつでも手にできるわけではない稀少なものなのだきみと同じ@gaku konishi

飽きるほどに

きっと僕も同じだ失敗だとか、愚痴だとか同じことを言って同じことを言われていたのだろう唯一違うことといえば僕にはきみがいたということ@gaku konishi

波打ち

今まではきみが僕の世界の一部なのだと思っていたけれど違うな僕がきみの世界の一部になりたいんだ@gaku konishi

星図

嬉しかったのに何で後悔まで一緒にやってきたのかこれ以上の、もっとは誰もしあわせにはなれない気がする落ち着いて走り出すだけが、ゴールではない@gaku konishi

ひまわり

おまじないだと笑った痛いのも、さみしいのも大丈夫だと言ってそう、でもそれはいつまできみなしでいつまでかかっていられる@gaku konishi

バルーン

ぼやけた天井薄い影閉じたカーテン漏れさす光のようにきみは輝き@gaku konishi

放物線

満たすも欠くもそれ自体、意味をつけたのは見知らぬ誰かどちらもどれも僕には完璧なのだけど@gaku konishi

見渡すかぎり

ぬくもりとは、価値観なのだして僕か感じるぬくもりにきみにも良ければ感じてほしいしあわせまでとは言わないが解きほぐす力はあると思うんだ @gaku konishi

行き先

どれかれ1つに絞るには決めと別れがあるものさ大なり小なり強さと後悔が残るものさそれでもきみが行くと決めたならそれが正解なのだと僕も思うよ@gaku konishi

芥子

自分のためと思っていたのに気がつけばきみのためにとなるそれが、どうか逃げにならないようにそれも、どうか純粋なものだから@gaku konishi

カナリア

何か期待したまま時間だけが過ぎて戻ることも忘れることもできなくなった本当に欲しいものなんて口にできないんだな@gaku konishi

ノエル

きみがゆっくりとなぞる砂に指をうずめ意味なんてない、と笑う伏し目がち本当ならこっちを向いておくれよその指先に僕がいちばん不安だよ@gaku konishi

夜好

向かいに立つわ夢の淵誰のせいでもないとわかる涙は消せぬまま@gaku konishi

デイドリーム

きみだけがきみの優しさを知らないどれだけ救われているかどれだけ遠くまでこれたかいくら言葉を並べてもいくら声をあげたとしてもきみ自身、きみの優しさを求めてもいない、うしろ姿@gaku konishi

ブルー

それが誰かの喜びではなくきみ自身の喜びになりますよう誰かの希望になるのではなくきみ自身の希望になりますよう僕はいつもそんなことを考えている@gaku konishi

花冠

きみの中に答えがあって僕の中にはきみしかいないそれがどれだけ危ういものかわかっていてもどの一瞬も、揺らがない@gaku konishi

朧ろ

描き続けていた理想そのもの無い物ねだりにも似た純度の高い、きみという憧れいま僕は答えなど求めていない@gaku konishi