ひとつひとつきみの強く握りしめた手をほどいていくこゆび、くすり指泣いてもいい震えてもいい離さないし離れないよ@gaku konishi

それはとてもありきたり何の拘束力ないただ言葉の羅列口約束なんて信じたら負けか@gaku konishi

境界線なんてなかったんだ線も点も僕らがつくったずっと一繋ぎだったのにどうして離れてしまったのだろう@gaku konishi

きみが笑ってくれたら、じゃなかったきみが笑ってたそれで、よかったんだ@gaku konishi

孤独なんてどうでもいい思ったら最後ずっときみが恋しい@gaku konishi

自分の欲しいものしか本当は見てなかった気の無いふりで誤魔化しても体から抜け出して呼び寄せる@gaku konishi

わかれば、いいのかそうでもないよどうして僕らではだめなのか心が全く追いつかない@gaku konishi

力任せなんてできない僕に力がなかったらそもそも成り立たない何かに任せるのではなく引き合うことを求めている@gaku konishi

淡雪だから儚いなんて思わないでねちゃんと積もって残ってみせるよ@gaku konishi

いまは運命なんて感じたくないんだまだ、それだけで終わるふたりになりたくない@gaku konishi

追いつけば上出来姿を見れたなら言葉はないこれはこれでときめく恋とは厄介な@gaku konishi

曲が終わる終わることが前提の始まる美しさ僕らの恋は違うといって@gaku konishi

ページをめくるたび自分の過去を隠すようなページを戻すたび触れられない、きみを探して伏せる@gaku konishi

振り返ってひるがえってめくりかえして巻き戻してどれもこれも@gaku konishi

同じ雨の日なんてないのにねどうして忘れないためのアンカーにしてしまうのだ僕のために降る雨でもないのに@gaku konishi

きみの喜びならいくらでも悲しみとていくらでもでもそれを言ったら終わりだなんて@gaku konishi

また今日も同じようなことと嘆いたとして明日が違うとなるとどうするんだ一歩、外は行けるのか@gaku konishi

選べば選ばれないその原理もあり僕らはこの中途半端な距離のまま

きみからの欲しいものはいつも無意識にあかいいろ@gaku konishi

始まる前から終わる哀しみに暮れてしまうまだ在りもしない未来に怯えるほど僕はきみに募る想いがあるようだ@gaku konishi

すれ違うことも叶わず何を願えばいいのかだから嫌だったんだ恋は僕から奪いすぎる@gaku konishi

ただもうそれだけでたどり着けると思ってた好きなんてなんの距離にもならない@gaku konishi

きみが振り返るのは僕がいないときだから、ずっと気づかないきみの視線きみの吐息@gaku konishi

言葉をかえても同じようになるそうさ、心は伝えたくて伝えたくて、言葉を生んだんだ@gaku konishi

同じじゃない似てるだけで何度も言い聞かす空白が僕を惑わす@gaku konishi