今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

こなごな

空に手を伸ばしたつもりでも だた空中に手を上げただけ なのに、なぜだか 何か届く気がして 何か叶う気がして @gaku konishi

つまさき

本当は ただ信じればいい そういう単純なことが 部屋の隅に 転がっている @gaku konishi

水面下

乗り換えて 飛び越えて もっと一歩を大きく もっと風を受けて 高く飛びたかった それだけだよ それだけ、求めてた @gaku konishi

ここに

もう充分だ 足りないものを数えるのも 届かないことを数えるのも それでもまだ ここに僕がいることが 充分な証だと 思ってはくれないか @gaku konishi

プラットホーム

赤紫色の空の前 浮かび上がる雲の稜線は 信じて疑わない 明日がくることを この色に染まることを その、きみの横顔 @gaku konishi

ライフ

深い哀しみは 海の底と同じ色 やみくもに 光をあてては いけないよ @gaku konishi

世界の裏で

気づいてもらい時ほど なぜうつむきがちで その瞳の光を 隠すのか @gaku konishi

さかさま

背中あわせ どうしても 想いのままに 振りむけない @gaku konishi

新世界

今はまだ これからはきっと そんな言葉ばかりが 頭に浮かぶ 逃げているわけじゃない でも何かが足をとめる 答えはすべて きみの中 @gaku konishi

デイジー

見えないものが うらめしい なぜ結ばれる 糸は見えないくせに 赤いのか @gaku konishi

アゲハ

誰より望んだ結末を 色あせたものにしたのは 滲んだ雨と 後悔と @gaku konishi

勇気なんて

まだ間に合うかと 焦りを隠せず 美しいままでいるのは 変化し続けた証 きみに似合う僕で ありたい @gaku konishi

ジャスパー

美しく 光りのまま 閉じ込めて きみの願いは 本当に、それか @gaku konishi

幸せって

意味が未来を作る 僕を作る 過去を作るのに 作っては 壊していく 意味などわからない わかりたくもない きみが未来じゃないのなら @gaku konishi

恋に似た

壁を這うような 静かな嘘 それでも咲かせるだけで 精いっぱい 今日もきみを見送る 朝が来る @gaku konishi

白い雨

目を合わせれば 一突きで 終わる 心も 心臓も @gaku konishi

信号

この間まで咲いていた でも、もうない あんなに小さな葉だったのに もう、風の音をつくる 巡っているだけ また会える 置いていかれるわけじゃない 僕も進む また会える @gaku konishi

モカ

同じ言葉を使い回して 届かない想いを持て余している そんな気がして、情けなくなった きみのせいじゃない 僕の純粋とやらは すこし歪んでいるんだ @gaku konishi

ただひとつ、たったひとつ

もう、こぼれてもいい きみが我慢することじゃない 拭ってあげるよ 何度でも @gaku konishi

添える

きみにも 見上げてほしい そんな空があって きみにも 触れてほしい そんな雨があるんだ こんなふうに 僕はいつも空を見ているよ @gaku konishi

曇り硝子

見上げる 180度から130度 涙は 一直線に 地上に戻る @gaku konishi

このはな

最初の一歩はたいてい 思った形とは違うものだ 自分の想像を超えるものだから 最初の一歩は 尊いという @gaku konishi

今年の紫陽花~樂録@49

寄せ植えなのか いや、まさかの 4色紫陽花 雨上がりの、通りがかり 今年の紫陽花は、あなた お題「今年の紫陽花の写真」

あじさい色雨の色

小さな花びらを 数える、その指が 僕にとって 偽りのない今で 消えない、ときめきを 僕に刻む @gaku konishi

江の島

きみが生まれた日 それはきみの存在を確認する日 ただの数字の羅列と見せかけて その重みとぬくもりを 感じる日 @gaku konishi

僕らの両想い

人を想うことが 幸せなことだと気づくまで ずいぶん、かかった そうだね きみと出会うまで 知らなかったとも言えるかな @gaku konishi

純白に咲く

一瞬、鼻をかすめた あの甘い花の香り そして気がつく 365日、きみを想っている そんな愚かな自分に @gaku konishi

あやとり

静かに昇る まだ重力は残ったまま 一人見下ろしながら 透明なエレベーター 行きたい場所は 向こう側 @gaku konishi

コトン

もっとずるくなっても 誰も気がつかない でも、きみはそれをしないから まっすぐで、まっしろで かえって 人の目を引いてしまう @gaku konishi

あの薔薇

さよならぐらいで 忘れられるわけない 涙ぐらいで 消えるわけがない そういうものだったよ @gaku konishi