今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

告げる

ちぐはぐなまま進むぎざぎざとも違うかけ違うとはこうして心のままに形になってしまう@gaku konishi

コール

どこへ行ってもなにが楽しかったかきみを思い浮かべる言葉はあとさきみが先なんだ@gaku konishi

オリバー

きみの知らない街で降る雪に僕は目を合わせることもできず触れては溶けるまま流れも止められないで夜明けなんてものをがらにもなく、待ち続けた@gaku konishi

香夜

だからきみがよかったやっぱりきみでよかったいつも思う毎日のふとした瞬間きみにとってバカげた運命だとしても僕にとっては生きる運命そのものだから@gaku konishi

月待ち

なくしたものを再び手に入れることよりもなくしたものを認めることのほうがつらいときがある明るいもののの裏側は見えにくいだけの暗さではないだろう@gaku konishi

結晶

いつの間に好きになった物語はいつも突然だあれこれ恋に向いてない僕にはついていけないスピードがそこにあってそしていつも恋は突然に終わる@gaku konishi

羨望

違う形で違う声で過去をみるから新しいのなら遠い昔の僕の言葉はいま誰に向かっているのかよだかよ@gaku konishi

好う

届けというのは僕のエゴだ名前なんていらないそう、何度も諦めようとして諦めた僕に起きる世界は一周もしないうちにいつもきみたどり着く@gaku konishi

縫い目

僕の祈りなんて使い切ってくれていい現実の方今ここでの出来事に真正面から向かうのは誰でもない、きみなのだから見えない僕の何かなんて使い切ってしまえ@gaku konishi

ビギン

目が合うでも触れるまでは信じないきみが幻ではないという証が僕にしかないのだから@gaku konishi

無花果

最初から何もない自分にとっての気持ちの返礼以外にやりようがない思いの丈も思い残しも@gaku konishi

つばき

可愛げなんてありもしない憧れだけが膨らんで前も見えない立ち尽くしていた本当の理由いまに始まる未来とは@gaku konishi

朧げ

きっと何かがつらい声を枯らすまえに飲み込んだそんなものがきみの中にあるのだろうから僕は形になるその日までそばにいようと決めたんだ@gaku konishi

すばる

自分のことすら叶えてやれない今のどこに自由などあるのか謳うだけの自由を持ち込むのはやめたほうがいい@gaku konishi

リング

自分だけに見える世界だとしてもそこにきみがいることが完成なのだと心底思う灯りも光りも@gaku konishi

ブーケ

曖昧なものに輪郭をつけてみても手に取ることはできないものでそんな他愛のないことに気づかぬほど僕はきみを見つめていたんだね@gaku konishi

夜芳る

散り散りになった色を集めたそして、それはきみになった会いたいのは僕だけなのか、と思うほど@gaku konishi

其れから

遠くまで、のその距離を知りたかったどこまでが僕でどこからがきみか離れても、近づいても遠いままのような気がして@gaku konishi

花色

数えても数えなくてもそれは同じきみと出会って交わした言葉は形あるものだけではなくぬくもりすらもそれと同じだった@gaku konishi

未だ

見えない過去は見えない未来と同じだいくらでも好き勝手なことがいえる逃げ道も突き当たりも全部自分のせいだ@gaku konishi

優雨

忘れたいといって忘れたことなどないはずなのに何度も何度も同じ問いを繰り返しているのはあなたが私を見つけたからか@gaku konishi

音階

手をつないで走ったほどけないことがそのぬくもりがこんなにも自分を強くするのか振り返る、きみの姿はこんなにも愛おしいのか@gaku konishi

いろがみ

誰のせいでもない今が行き過ぎるのはせめて過去という名前を思い出へと変えてはどうかというきみからの言葉を今も信じて、そのままだ@gaku konishi

蓮池

見えない未来は今の続きなのに見えないほど遠いところまで行くのですら、この見える一歩から何を怖がっているの@gaku konishi

トーチ

どれでもいい間違えていてもそれは一瞬のこと選べる今のほうが二度と来ないのだから諦めるのは、それからだ@gaku konishi

日々か

すぐ、そばにいるなんて見え透いた嘘はやめてほしいそれなら、いっそ気がついていないのはわたしのほうだと言ってくれたなら、まだ信じられるのにあなたのこともそのみらいですらよ@gaku konishi

花弁

些細なことそれでいてとても単純で僕はきみの優しさを自分だけのものにしたかったそれを伝えずともわかって欲しかった 初めてのわがままだった@gaku konishi