今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2019-01-01から1年間の記事一覧

つばさ

たくさん笑ってほしかったから絵を描き続けた閉じ込めることのできない今を何度何度も色に込めたばかげたことだと僕には思えなかったいつか僕もたどる道だと思えて仕方なかった@gaku konishi

零す

何度もそう、何度もきみを例えてきてどこまで届いているんだろう終わらないものなんてないことは、わかっているか今日もあの雪のように@gaku konishi

自在

もう最初ではないのだだからといって終わったわけでもない毎日というのは、それか終わるかもしれない最後かもしれない始まりかもしれない@gaku konishi

と或る

時間はただの数字年齢だって、ただの数字掴めないものにまだまだ形を与えたい@gaku konishi

風見どり

苦しいだけなら哀しいだけなら好きになったりしない動く心の向きはきっと最初から決まっていたんだ@gaku konishi

切り絵

残すだけ、つらいけど水びたしの僕のこころにはこれしかない気がしてるんだ 足あとも影にもきみの名前@gaku konishi

はりせんぼん

できても、出来なくてもそれでもよかったそう、言えたらよかった@gaku konishi

選択

期待は罠かときめきは幻かひとがいう夢にも恋にも興味はないよすべては、きみだ@gaku konishi

サーキット

思い出は売り物ではないけれど買い手がつくほどいいものでもない@gaku konishi

コロナ

霧に隠れたまま見据えたのは後ろ姿の僕の言葉きみのためといいながらずっと、僕のためだった@gaku konishi

簡単

いつも最後だきみが自分の願いを口にするのはだから、僕はきみの願いを自分の一番の願いにしているそれだけ@gaku konishi

北風

これからもきっと一緒なんだろうなカップの中を回る珈琲とミルクのように後悔と魅惑のふたり@gaku konishi

型抜き

なにかを分解した答えが何だかわからない始まりだって跡形も無くもはや僕のものかもわからないあぁ、恋が悔しい@gaku konishi

風見

飛び込む先は見えないほうがいいもともと上にあがるなんて思ってもいないんだ突き破るだけ自分のこころを@gaku konishi

街路樹

案外、もう時間なんてないんだと気がついたら怖くなって怖くなくなった不思議だきみ以外そう、きみ以外@gaku konishi

結局

言葉はいつも何かが足りない言葉ではいつも本当は届かないそんな思いであがいてる@gaku konishi

繰り返し

どこまでが自分の空想でどこまでが自分の思い込みなのか口に出さなければまだきみを巻き込まない@gaku konishi

ありったけ

空に浮く後ろの透けたハート模様埋め尽くさないのはわかっていたさはじめから@gaku konishi

指紋

自分が見落としたただ、それだけで本物だとか偽物だとか今となってはどれも同じ@gaku konishi

ふじ

どの季節の色も気がつけば覚えているものできみしか見ていないと思ったのに@gaku konishi

ドット

つま先にちょんと止まる小さな蝶々少し困った顔のきみ今なら何にでも負けるなきみの、なにもかも@gaku konishi

フリンジ

自分では何もわからない答えが近いのかもそれが罠かどうかもただ、こんなにも無防備にきみと向き合うのだからうたれて本望なんだ@gaku konishi

冒頭

楽しかったな、と小さいな声が聞こえた嬉しかったよ僕も同じだ幸せだと思うときを重ねられることが永遠の近道だと誰が言ったんだったかな@gaku konishi

ステージ

どんなに楽だろう少しでも手に入ると思ってしまうからつらいのだ最初から、何もないとどこにもないとわかっていれば思いの丈は伸びもしない@gaku konishi

一夜

ひとつでは足りないでも、ひとつでも溢れてしまうこの恋はそういう感じだ@gaku konishi

四つ葉

そうか、と思う出会うことの代償それが別れだというそうか、と思うたび涙がこぼれた@gaku konishi

意味

あなたが浴びる光りの中に誰かの願いがこめられてしあわせなのよ、ときみが笑ったそうだね、僕は今日もしあわせだよきみの笑がおを光りの中で、見つめてる@gaku konishi

やがて

思い出すのも忘れるのも嫌なんだ今を、ずっと今を一緒にいてほしいんだ@gaku konishi

横路

白が一番よごれてしまう避けて通るには釘づけで混ぜてもきっと誤魔化せないそんな、しろ@gaku konishi

空箱

わからないならそれまでで出口なんて求めずに進むしかないんだあとはもうなるようになってくれ@gaku konishi