2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
日常のここかしこに 落としていく あなたが好きだった、わたし @gaku konishi
仕方がないと言って きみが笑って諦めてきた色々 その中に 上手に紛れ込ませていた 途切れることのない喪失 まだまだ一緒に もっと、そばにいて きみの隠した涙を 拭いたい @gaku konishi
世界は言葉であふれている 使ったことも無い言葉もまた 同じように横たわっている 僕と目線を合わせて 本当の意味を教えて 境界線は ただの風景だ @gaku konishi
この気持ちの先にあるものが 何かは知っている だから進みたくない 認めてしまえば その他と大勢と同じような 恋という枠に 囲われてしまいそうで 歩が止まる @gaku konishi
純粋な理由ほど 心に根付いていて 自分でもうまく引きはがせない 答えを知った途端 大人になれる勇気もないのに @gaku konishi
何か一つだけでも 美しいと思われたいと、きみは言う きみが一つの美しさだと まだ気がつけないのは 僕のせいだね @gaku konishi
きみがそんな風に笑うなんて 知らなかったんだ そういうあなたが口元をゆるめて 甘い毒をふりまくのね @gaku konishi
ふいに思ったことがあった その手が優しく触れるものは どんな姿なのだろうと 想像力は乏しく拙い 私ではない、誰か 柔らかく、小さな ふわりとしたものなのでしょう @gaku konishi
あの日に置いてきぼりの恋を どうしたらいいのかなんて 誰も知りはしない ただ、僕は あの日に戻れたとしても 叶わない恋だろうと思うから そのままにしておくよ @gaku konishi
明日が楽しみなのは 今日とは違う日だとわかるから それでも 明日がこわいのは 昨日のきみを 書き換えてしまうから @gaku konishi
今日も明日もなく 月と太陽が行ったり来たり ここが世界の中心であっても もしくははずれであったとしても きみという重力は 公平に優しく心を傾ける @gaku konishi
言葉じゃなくても 伝わるものがあるとわかった時 悔しいような でもすごく嬉しくて 受け取ってくれたのが きみでよかったとも 思っていて こんなふうに色々な想いが 絡み合っていくことを 心のどこかで楽しんでいた @gaku konishi
なんにせよ 僕はきみにはなれない 何も照らせない ただ焦がれているだけ @gaku konishi
人の心は あやふやな記憶の形 どれもこれも 自分本位な愛おしい形 きみが教えてくれた @gaku konishi
切り離せない影を 追いかけているような もう、終わらない影踏み 光もなければ 始まりもしないけれど 盲目の恋とは よく言ったものだ @gaku konishi
手をつなぐのは 子どものすることだなんて 言った人間は この早鐘の心臓の存在を 知らなかったのだろう とても幸せで 満ちる自分のことを @gaku konishi
こんな日の雨の匂いは 春のにおい そう、きみは笑う 僕の春は いつもきみがつれてくるのか そうか、そうだね @gaku konishi
他の誰かに言われた 身代わりだという私では 本当の意味で あなたを救えないと でもね 私は救いたいのではなくて あなたのそばに ただ、寄り添いたいだけ @gaku konishi
風に煽られたのか 背中を押されたのか 立っているだけで 精いっぱいだった、あの日 今も前を向いていられるのは そんなあの日があったから @gaku konishi
ずっと、ただ歩いてきただけ ときどき、走ったこともあったかも でも、結局歩いてた 歩きながら、 落としていたんだと思う 頭からこぼれたらいいような エトセトラ @gaku konishi
待てないわけじゃない むしろ、ずっと待ってる 計画性なってあったもんじゃない だから前に進みながら 待っているんだ 隣を歩いてくれるのは きみだと思っているからね @gaku konishi
心は時に きみをだまして、 嘘をつく そんな嘘を見破れない 僕もまだ至らず きみの涙が 手のひらに熱い @gaku konishi
なにか風の向きが違う どこか光の加減が違う きみが僕を 呼んでいるのか @gaku konishi
理由をつけて 何度か離れることを考えた 存在の意義 心から望むもの 自分の技量 与えられる喜び 限られた時間 でも理由は決断にならない だから今日も僕は 1頁をめくる @gaku konishi
願いを叶える そんな大それたことを きみには言えない でも、きみに一番言いたい @gaku konishi
砂漠をみたことがない でも 涙の海とやらと 似ているに違いない そこもきっと 落ちた涙を 見つけられないだろうから @gaku konishi
最初は ガラクタなような音しか出ない そんなものばかりだった 美しくもない ただそのもの形を 謳っただけで とても、きみに宛てたものは 言えないけれど 同じ想いは、ずっと持っているんだ @gaku konishi
哀しくなると言えば 哀しくなってしまうけれど だからといって 僕は本物の哀しさを どこまで知っているというのか @gaku konishi