日射しは一直線にきみだけに注ぐそんな気がした僕の目がとらえた美しい世界の一片@gaku konishi

どこかに好きを落としてきたのか隠してきたのかあれ以来きみ以外僕の好きは動かない@gaku konishi

言葉を連ねて思いにしても何故だか思いのままの方が届くような気がしてしまう@gaku konishi

ひとり咲く花に淋しく思えけれどひとり立つ花の強さを羨み明ける今日を待っている@gaku konishi

その純粋さに救われることも多いだろうそして、その分傷つけられることも多いはずだどちらの記憶とともに歩むのかは、きみ以外には決められないのだ@gaku konishi

探しているようで彷徨いたいだけ欲しいと言いながら手放したいだけそう、見透かしてほしい嘘もあるだろう＠gaku konishi

ひとつもない後悔のない夜思い出すのはそこにあったという証でもひとつもない後悔のない朝@gaku konishi

今なら、きっと今でも、ずっと繰り返しても、なお悲しくとも、今も@gaku konishi

叶える未来がないというだが、残念だなそんなものがなくとも未来とはやってくる僕に後悔がないわけじゃないいつだか置いた愛しい時の間にから離れられないだけだ@gaku konishi

歌うまでのその瞬間まで声になるその瞬間まで僕はずっと待ってるきみは、煌めきの中目を覚ますとき僕はきみを照らす無数の星ひとつになる@gaku konishi

触れてもいいひと触れられてもいいひときみはその両方だから出会って今日まで変わらないことが愛おしい@gaku konishi

叶えた僕は本当に、近くの世界の上に立っているのだろうか叶えていない僕が居て成り立つ世界の裏側で@gaku konishi

風の向きは別の僕の思いを知って吹いているわけではないただ、ほんの少し今を見つめるのがつらかったできれば背中を向けたままで通り過ぎたかったんだ@gaku konishi

どこまで照らすも答えは変わらない僕らには明るいままだいずれは暮れるわかっているよそれでもいいんだ@gaku konishi

気づかぬうちにまた真っ白になっていた1日が終わるとは始まるとはそこに、きみか居てくれてこそ＠gaku konishi

忘れる気なんてないでも手放してみたかったもしも重さで感情を計るならなんとなくこの思いは違う様な気がして@gaku konishi

自分の思いが言葉だけならいいけどそうじゃないことが大半で出来上がった想いをこの体の外に出た瞬間から違うものになっているような気さえする@gaku konishi

道のりを振り返る歩いても走ってもきみに追いつけなかっただけど、悪でもなかったし憂いでもなかった嬉しかったこともあったし誇りにもなっていたそんな、相手でもあったんだ@gaku konishi

自分だけならきみだけならなんていう世界をきみは望んでいない寄せては返す明けては暮れる言葉遊びのようでもその日常はきみの望む世界の一頁@gaku konishi

その時は、いつか僕の永遠は、もう来ない真白な百日紅、かけた願いを結んだ未来をいま、解こう@gaku konishi

覚えていてほしいそんなこと言うにはまだもう少し足りないきみには僕の思いが重いはず減らして、減らしてまだ重い@gaku konishi

綺麗事だとしても無いよりマシだ何もないままだときみまで見失いそうでこわいんだ@gaku konishi

照らしてあげたかったきみをあかるいところへきみを泣かないところへきみを届かないところへだけど違うきみが僕を連れてそして光を持たせてくれていた@gaku konishi

そのひとり未来に置いてきた辿り着くため行き着くため身勝手な恋だと思う@gaku konishi

美しい言葉できみを表したかったきみを、現すことができればそう数えきれないほど思いながら今日もまた@gaku konishi

あなただとわかればそれでよかった追うも追わないも決められる少しの間、見つめられる全ては忘れるためよありふれた中に混ぜてしまえばきっと、大丈夫でしょう@gaku konishi

きみ以外の好きの種類を知らない基準の全部世界の全部明日の全部@gaku konishi

考えもしなかった自分が風景であるかもしれないなんて、ことだか、不思議なんだよきみのいう小さな世界の中できみの空になりたかったんだ@gaku konishi