今日もきみに言葉を届ける

こつこつ、ぽつぽつ、小西樂より

2020-01-01から1年間の記事一覧

刺し子

とても愚かなことなんだでも、手放さなくて目を逸らさなくて今にも声がでてしまいそうだったさよならは切り札だ心はここに置いてある@gaku konishi

スナップ

窓越しにでもきみの笑がおを見られて触れられなくてもガラス越しあぁ、きみがすきだ@gaku konishi

月面

早く、会いたいだけじゃない早く気持ちを伝えたいそんなこと考えてた文字はかたちだけじゃないそんなこと考えてた@gaku konishi

冬眠

忘れたくない消したくもないなのにこのままじゃ僕はきみの思い出に溺れてしまう@gaku konishi

カップ

夢を見ているのは僕のほうで叶うのも叶わないのもわからないままそれでも幸せだなんて夢を見ているのはやっぱり僕のほう@gaku konishi

霞み

どこかに名前があれば呼ぶのになきみであれば、いいのにな@gaku konishi

シロツメクサ

どんなに強くてもいいでも、僕がきみを助ける隙間だけは空けておいてくれないか@gaku konishi

花よめ

どこにも行かないどこへも行かない縛りつけてはないけど心はずっとここにあるここにいるただそれだけ在るのは、それだけ@gaku konishi

かぎ針

嬉しいけれど手に入れたものとは違った気がしたもう持っているのだろうか欲しかったと思っていたけれどいま手にあるこれが僕の次に必要なものなのだろうか@gaku konishi

思い癖

誰にも言えない誰かに言えてもあなたじゃないなら言葉にもならないことを残酷なのはどちらかなんて@gaku konishi

トラベル

僕にもこわいものがあるまた、きみと出会ってまた、見境なくなってまた、きみを好きになるのがこわいよ@gaku konishi

ひまわり

きみが何でもできるのは知っているんだむしろ、僕はきみのようには到底なれなくて、だけど、どうしてかなきみのそばにいるとひまわり僕にできる全てがきみの足元を照らすきみの指先を照らす何かになれる気がして立ち上がれたんだ@gaku konishi

しずく

もうわからないきみのような気がするけれど自信のある片想いがないように運命なんていうものにきみをは縛り付けているのが悪いことのようにも思えてしまうんだ@gaku konishi

香り

手紙を開けてきみが僕の名前を呼んではじまるそれが本当に嬉しくてきみが、僕に向けてひと言呼びかける文字と声が重なる瞬間早く、会いたいよきみだけじゃない@gaku konishi

通り過ぎた

ホームでまさかきみが待っていたどうして僕の降り口を知っているのさどうしてわかっていたのさ不機嫌に見えるほど隠してる嬉しさは一緒にゆっくり階段を降りながら人混みに飲み込まれていく@gaku konishi

砂漠

眠れる日々はきみに会える日々我慢したつもりはないけど目をつぶってまた開いてもきみに会えるしあわせ @gaku konishi

先駆け

さよならは、本当に突然だどんなに準備をしてもどんなに堪えてもいつも超えてくるから準備も我慢も結局、意味がない@gaku konishi

まどか

それならば、ときみはいつでも立ち上がる僕と何が違うのかなんて愚かな問いか太陽が遠いのは今も昔も変わらない@gaku konishi

一日

嫌いになんてならないで忘れないままでそれでもきみと離れる方法を教えておくれ次なんて、わからないそばにいてもう好き以外なんてない大切しかない身体はひとつしかない@gaku konishi

朝と星

きみが知らないのは当然だよだって、きみが真ん中で笑がおでいてくれることをきみには秘密で望んだ僕の毎日だから@gaku konishi

シルエット

増えても重くもならない思い出ばかり僕の心は浮かれるだけでいつ振り返ってもいつを切り取ってみてもしあわせだ@gaku konishi

瞬間

簡単に言いすぎるここまでの道のりをきみはここまで来れたから簡単でいいのよ、と笑うそれを強さと言わないきみの潔さと軽快@gaku konishi

ゆり

出来もしないのは諦めることきみの未来きみへの想いきみと太陽@gaku konishi

スイッチ

夢の中なら言えたのに つぐんで、また飲み込んで 大事な言葉ほど 今をずっと、見極めている 足りないものが 勇気だけなら、まだいいけれど @gaku konishi

路地

数えられる想いならきっとまだよかった数えられないから自分でもどこにいるのかわからなくなるんだ@gaku konishi

魔法

奏でるには音が多すぎて歌うには言葉が足らない欲しいにも叶うにも@gaku konishi

変わらない

この喪失と消失は涙ぐらいで埋まらない泣いても傷は治らないわかっているのにわかってない僕から出て行く、それが何の証明なんだ@gaku konishi

落ち葉

嘘でもいいなんていつだってきみとは真実であってほしくて事実で、誠であってほしいそれなら、ほんの少しぐらい嘘があってもかまわない@gaku konishi

イニシャル

振り返っても、何もないとわかっていた欲しいものがあればそれはまた向かう場所となり僕の未来になるんだということ@gaku konishi

時雨れ

出会う前からわかってた次が最後だってでも結局、やっぱりきみなんだよ出会い直しても僕の恋の先は、きみにしか向かわない@gaku konishi