見えないものを信じ続けるにはすこし、時間が重い見て見ぬ振りをして笑って過ごせるほど強くもないのだと思い知る会えないのと会いたいのは同じ強さでせめぎ合う@gaku konishi

残る傷あと大したことではないと笑うあなたこれもまた自分の一部だといいそれでも私が思う姿が嬉しいという代われるものは何もなくただ思うだけの私だけれど@gaku konishi

感じるしあわせの大半が、きみにあってどうして今さら切り離せようか話す言葉の温かさ流れる時間きみの、風に流れる長い髪意地の悪い季節のすき間どれもこれも@gaku konishi

思いと思い出は大切な相手であればあるほど力にも重荷にもなる@gaku konishi@gaku konishi

きみの言うさよならの準備とやらは誰のためなんだ僕はどの宇宙にいてもきみを見つけるというのにそれは、誰のためのさよならなんだ@gaku konishi

たった一言あなたを選んだとそれだけで僕は、よかったきみの思考に中に居られる幸福をまだうまく言葉にできない@gaku konishi

きみと話すときの僕はどんな顔をしているのだろう本当は隠したい嬉しさも不安もでも伝えたいんだろうな嬉しさもとまどいも@gaku konishi

きみの涙がぼたぼたと音を立てて、零れている僕にはそう見えるけど本当はただ歩いているだけただ、ぼんやりとうつむきがちに泣いてしまってくれたならどんなにか強く抱きしめられるのに@gaku konishi

ずるいんだよ こんなにも欲しがってばかりで きみを思うばかりで それ以外は空っぽで ときどき世界を離れて きみのいない世界で 絶望したくなる 空っぽのままで 違う人間になって 満たされたいと思ってしまう できないことを書き連ね 今日も朝がやってきた @…

そばに居られる祈るだけじゃないそれがどれだけ嬉しかったか朝陽さす窓辺しあわせの光@gaku konishi

いまも昔も手にしたいものはるかに多く見渡す限り雲の中@gaku konishi

自分の中の向かい合うべき相手愛をくれるのも急き立てるのも狂った針を戻すのもすべては自分だ手繰り寄せ紡ぐ何かもすべては自分に捧ぐもの@gaku konishi

羨んでいた思い出せない記憶の中が一番幸せかもしれないと忘れているのは僕の方か @gaku konishi

静かに想いを告げる僕はさよならの代わりになるものを持ち合わせていないからこのままどうかきみよ眠りの中で@gaku konishi

きみの強さは僕にあっても形にならずきみの笑がおが最後の仕上げのようとまどいだらけ募る愛しさたどる平行線@gaku konishi

足元の薄明かり月もないそれでもわかるきみの美しさよ今の僕には幻も現実も同じこと@gaku konishi

ただのほんの少し軽んじられるほど近くないんだ勇気と反比例する思いの丈気がつけば、臆病@gaku konishi

朝が東からくる沈んだ太陽の残光の中それならば、夜も東からくる振り返る、濃藍の空@gaku konishi

それならば今はそのままでいいじゃないか無理に夢を語らずとも強引に未来を作らずともきみが今ここに立ち尽くしていることその重大さを今は自分で知ることのほうが必要なのではないだろうか@gaku konishi

わかりやすいでも本音じゃないシンプルな偽物もあるできれば、どれもこれも傷つきたくない触れもしないのに心はどうしてそんなことになるのか@gaku konishi

きみに似合うものをいつも探してる世界は広いけれど僕の目はその広さを映さないだけど、見つけたい見つけ続けて僕の小さな世界を埋め尽くしたい@gaku konishi

一度でもいいそんな嘘はだめだ僕は知ってる数えだしたら、増やしたくなる溢れ出したら、止まらなくなるそれが、心ってもんだろ@gaku konishi

自分が望んだ悩みなんだろう頭の中を胸の中を埋め尽くしたかったきみででも、それは幸せでもあって抜け出せない@gaku konishi

柔らかさは特権頬を撫でるように振り向くきみの笑がおが続く僕の時間よきみの分まで、長くとまれ@gaku konishi

思い浮かべる喜びをきみにも早く伝えたいと思うそれだけでもそれ以上に膨らむ喜びよ@gaku konishi

数えたら そのままゴール走ってそのまま振り返らないゴールを踏んでまた新しいその先へ@gaku konishi

きみが言うほど傷は深くないわかっていてながら傷がついただけ誰かを悪者にしたいわけでも何かに責任を問うわけでなくいつかこれが僕の一部となってきみへの手がかりになる@gaku konishi

浮かべただけの理想届けようにもどこ吹く風か欲しかったものは今も遥か@gaku konishi

何かが足りなくて純粋さを失ったのだと思うのは、少し違う足りなくなったのでなく増えて混ざって薄まった失い方はひとつではないよ@gaku konishi

飾り立てるつもりはないでも何もないのは、違う偽りなく、きみの届く声の先に僕が居たい@gaku konishi