2016-09-08 歌うたい 散文 あの空の向こう この海のかなた 手の届かない 距離も測れない そんなところじゃなきゃ 僕はきみを探しにいってしまう やみくもに あてどなく すりきれそうになった きみの笑がおだけに頼りに だから 僕は燈台のように きみから見えるように 明かりを灯したままで 朝焼け夕焼け 新月と もう何度目か巡って咲いた きみの残した花を照らしてる 思い出しても 忘れてもいいように @gaku konishi